シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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児童・青年心理学 | 2023 | 後期 | 金2 | 文学部 | 林 雅子 | ハヤシ マサコ | 3・4年次配当 | 2 |
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
個性を尊重しよう,多様性を受け入れようといった文言がありますが,具体的にどうしたらそれらが実現できるのでしょうか。この授業では,個人としての児童・青年の発達から,他者との関わりの中で生じる問題まで,幅広く心理学的な知見に基づいて講義していきます。多様化する児童・青年を理解するだけでなく,自分自身のあり方や今後の展望について,広い視野を持って考えていくきっかけにしていただければと思います。
授業はスライドを用いた講義形式で進めます。ただし,授業で取り上げられる各テーマについて積極的に考えてもらうために,授業内で質疑応答やディスカッションの時間を設けます。
科目目的
児童期から青年期にかけての発達段階を中心に自己の発達や対人関係について心理学的な理論を学び,それぞれの時期における発達課題や,児童・青年に関する社会的な問題への理解を深めることを目的とします。
到達目標
講義を通じて習得した様々な心理学的知見について,現実に生きる児童や青年の姿と結びつけて考えられるようになることを目標とします。
授業計画と内容
第1回:イントロダクション
第2回:発達(1)ピアジェの認知発達理論
第3回:発達(2)エリクソンの心理社会的発達理論
第4回:胎児・乳児期の発達
第5回:幼児期の発達
第6回:児童期の発達
第7回:青年期前期の発達
第8回:青年期後期の発達
第9回:自律的・能動的学習と教育評価
第10回:個性・対人関係の発達
第11回:集団づくりと適応(1)非行と不登校
第12回:集団づくりと適応(2)いじめ
第13回:発達障害と共に生きる
第14回:まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | 中間レポートと期末レポートの計2回実施予定 形式の的確性,テーマの独自性,および文章展開の論理性から評価する。 |
平常点 | 30 | responへの応答含め,授業への取り組み度を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは用いず,授業内で資料を配布します。資料の最後に参考文献を提示してありますので,適宜活用してください。
配布した資料は,授業後にmanabaに掲載予定です。