シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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東南アジア社会文化論 | 2024 | 前期 | 水2 | 総合政策学部 | 加藤 久典 | カトウ ヒサノリ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-HC2-0003
履修条件・関連科目等
文化や社会情勢に関する科目を履修していることが望ましい
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
東南アジアに存在する東南アジアの価値(多様な社会・文化的知恵と英知)を理解するため、歴史や宗教、慣習、東南アジアの地域間、また他地域との関係について考える。また、東南アジアが抱える現代的諸問題も提示する。東南アジアに関係する専門家から話を聞く機会を設ける。
科目目的
この科目は、総合政策学部が学位授与の方針で示す「専門性に基づく複眼的思考力」を習得することを目的とする。またその思考力を元に「よりよい社会の構築に向けた企画を構想し、実践的な活動に」取り組むための知識を習得することも目的である。
到達目標
この科目の目標は、学生が東南アジアの社会的な発展と文化の在り様についての知識を得ることによって、世界における東南アジアの影響力や日本との関係を理解することとする。また、東南アジアの文化や社会がこれまでの世界と今後の世界にどのようにかかわっていくのかを学生が理解することも大きな目標の一つである。
授業計画と内容
第01回 講義概要と東南アジアに対する知識の確認
第02回 ASEANの成り立ちと日本との関係
第03回 ASEANの現状:近代化と国際関係
第04回 東南アジアの古代国家と現代:ボロブドゥール・アンコールワット遺跡から読み解く現代
第05回 東南アジアのと日本の関係:アユタヤから学べること
第06回 東南アジアの社会変化:東南アジアの植民地支配と現代
第07回 東南アジアの価値:多様性とその現実
第08回 東南アジアの指導者たち
第09回 冷戦後の東南アジア:混迷の過程
第10回 現代の東南アジアの問いかけるもの:キリングフィールドから学ぶ
第11回 東南アジアと「共存の思想」
第12回 東南アジアのローカル文明:原子力発電の行方
第13回 東南アジアの未来と抱える問題
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 講義内容を正しく理解し、事実をもとに正確な知識を得ていること |
平常点 | 30 | 積極的に講義に参加し、議論や討論にもかかわること |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:特に指定しない。
参考書:『インドネシア:世界最大のイスラームの国』加藤久典 ちくま新書、その他の資料、参考書は講義内で提示します。
その他特記事項
講義内容に関連して、外部講師をお招きすることがあります。
積極的に講義に取り組んで下さい。