シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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環境政策 | 2024 | 後期 | 火2 | 総合政策学部 | 篠木 幹子 | シノキ ミキコ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-SC3-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
住民や企業など各主体の行動は、しばしば環境に負荷を与え、その解決を困難にする場合がある。しかし、ときに彼らは環境の改善につながる行動を実行することもある。本講義では、気候変動、ごみ問題、公害問題などの具体的事例を取り上げながら、(1)環境政策と各行為主体の関係、(2)環境権と公共権の関係などを検討する。
科目目的
本科目の目的は次の通りである。
(1)環境問題が生じるメカニズムを理解する。
(2)環境問題に対するさまざまな考え方や見方があることを理解する。
(3)環境政策と現実の問題の関係を理解する。
到達目標
本講義では、環境問題に関する種々の事例を通して、当該の環境問題に対する政策と、行政や企業、個人などの各行為主体の行動は複雑な関りについて検討する。地域の環境問題に対してどのような環境政策が行われているのかを理解することを目指すと同時に、当該行為者がおかれている立場や状況によって、環境問題に対する多様な価値観があることを理解する。講義では、とくに住民行動に焦点をあて、環境問題の解決に向けた考え方や視点を獲得する。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス:環境政策とは何か
第02回 自然保護:環境政策と文化の関係
第03回 水問題:住民たちの意見とはなにか
第04回 ごみ問題1:ごみ分別制度の形
第05回 ごみ問題2:ごみ問題の広がり
第06回 さまざまな環境保護運動:環境NPO・ボランティア・市民活動
第07回 まちづくりと環境:まちづくりと歴史的環境保護
第08回 公害1:公害問題の歴史
第09回 公害2:公害問題への視点
第10回 気候変動:地球温暖化とは何か
第11回 資源・エネルギー問題:地域エネルギーの考え方
第12回 環境配慮行動の種類
第13回 環境配慮行動のメカニズム
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 試験で出題された問題に解答できているかどうか |
その他 | 40 | 授業中に示した課題に適切に解答できているかどうか |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験60%、授業中に随時出す課題40%によって評価する。全体で60%を超えているものを合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業では毎回、講義資料を配布し、参考文献を指示する。