シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本・アジア関係史 | 2024 | 前期 | 木2 | 総合政策学部 | イ ヒョンナン | イ ヒョンナン | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-OH3-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
韓国・朝鮮語
授業の概要
【授業のテーマ】
東アジアの視点に基づいて日朝関係史を学ぶ。
現代を生きている私たちには、過去の人間の営みを学んで、活かしていく「歴史的な慧眼」が要求されている。すなわち、「今」を相対化する課題が課せられている。
朝鮮は、日本ともっとも長い関係の歴史をもって相互の歴史展開に大きな影響を及ぼしてきた。
過去の日朝関係を勉強することで、21世紀の新たな関係を考える。
【授業の進め方】
・授業は講義を中心に進める。
・史料の読む力も養ってもらいたいので、史料をプリントして配布することもある。
・受講者人数にもよるが、可能ならばテーマの発見を調査・研究・発表し、文章化することも考えている。
・写真や音声、映像などの教材もなるべく使用しながら、人々の生きた姿や時代像を受講者とともに考えていきたい
科目目的
東アジアの中の日朝関係史の基本的知識を学ぶ。
日本の歴史像をとらえ直す。
他者との関係のあり方を模索する。
歴史と向き合うことで自己を相対化できる力を養う。
到達目標
日本・アジア関係史(朝鮮・韓国)に関する基本的な知識にもとづいて自分の関心テーマを考察できる。
日本・アジア関係の歴史認識の問題について未来志向的な思考や見解を持つ。
授業計画と内容
第1回、オリエンテーション 授業の進め方
第2回 豊臣秀吉の朝鮮侵略
豊臣秀吉の朝鮮侵略:義兵と水軍
第3回 江戸時代の日本とアジアⅠ 江戸時代の外交体制、
第4回 江戸時代の日本と朝鮮 朝鮮通信使
第5回 近代初期の日本とアジア
明治維新と征韓論論争、脱亜論
第6回 江華島事件、日清戦争と朝鮮
第7回 日露戦争と朝鮮 日露後の朝鮮植民地化過程
第8回 日韓併合、1910年代における日本の朝鮮植民地支配
第9回 1920年代における朝鮮植民地支配
産米増殖計画、朝鮮農民の生活
第10回 戦時期の朝鮮植民地支配
第11回 植民地支配下の朝鮮民衆
第12回 朝鮮戦争
第13回 日韓会談
第14回 総まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 期末試験 |
平常点 | 30 | 出席・リアクションペーパー |
その他 | 20 | プレゼンテーション |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
毛里和子『日中関係』(岩波新書、2006年)などを用います。
授業中に指示します。