シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
文化論A2 | 2025 | 秋学期 | 火1 | 法学部 | 鈴木 明子 | スズキ アキコ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HO1-002L
履修条件・関連科目等
日本文化について真摯に学びたいもの。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「日本の食文化」
「和食」と日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録され、日本の食文化に世界が注目しています。こうした一方で、学校で朝食を提供するといった話題が報道され、また食育の必要性が叫ばれてもいます。食育とは何を目的として行うべきものなのでしょうか?
日本の食文化の変遷について概観するとともに、現代の我々の食生活を振り返り、現代社会における食の問題点について考察していきます。
科目目的
私たちの身近なところで繰り返されている現象や出来事を取り上げて、あらためて日本文化についての関心を深めていけるようにしたい。人によって、また地域によって行っていたり、行っていなかったりするため、絶対的な知識を問うというものではない。様々な事例を通して日本的な物の見方や考え方を受講生の皆さんとともに考え、学期終了時には、教養としての日本文化を少しでも身につけてほしいと考えている。
到達目標
日本における食文化の変遷についての基礎的知識を身につけるために、以下を到達目標とする。
・日本の食の歴史と地域性について説明できる。
・現代社会における食の問題点について理解し、自分なりの見解を述べることができる。
授業計画と内容
以下の内容について、1~数時間ずつ進めていく。
1 ガイダンス
2 食文化の変遷 一 食物
3 食文化の変遷 二 食事の回数
4 食文化の変遷 三 食の場
5 食文化の変遷 四 道具
6 食事のマナー
7 中間のまとめ
8 食の時代差
9 食の地域差
10 現代人の食生活と食文化
11 一週間の食生活の記録
12 行事と食文化
13 食育について
14 まとめ
授業計画は以上の通り。時事に応じて変更する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
紹介した参考文献はよむこと。自分の子供時代を思い出したり、身近な両親や祖父母などの子供時代について話を聞くなど、日々の生活の中にある情報に耳目を傾け、関心を持つように努めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 70 | レポートでは、日本の食文化の歴史や地域性についての理解度、また現代社会における食の状況について、自分なりの見解を述べることができるかどうかなどが評価の基準となる。 |
平常点 | 30 | 課題(アンケートや感想文など)、リアクションペーパーなどで総合的に判断する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
ガイダンス時に秋学期の予定を発表するため、必ず出席すること。欠席の場合はシラバスを読んでいないものと判断し、履修意志がないものとみなす。初回ガイダンス欠席の場合には、二回目の授業には必ず出席の上、初回時の欠席について申告すること。
評価方法は、受講者数によって変更する可能性もあるが、レポート70%、平常点30%などで総合的に評価する。
課題(アンケートや感想文など)やリアクションペーパーの提出は、理由の如何を問わず、講義当日出席者のみとする。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間内に実施した課題などについては、授業時間内で可能な範囲でフィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業内課題の回収は、manabaの利用を原則とするが、時事に応じて自筆や授業内回収を実施する可能性もある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。必要に応じて資料を配付する。