シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文学A2 | 2025 | 秋学期 | 月1 | 法学部 | 石田 雄一 | イシダ ユウイチ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HO1-014L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
最近では、ドイツの作家の作品を読む人も少なくなっているので、「ドイツ文学」と聞いても作家や作品の名前が思い浮かばない方も多いと思います。そうした方々を対象に、近代ドイツの歴史の流れの中に作家を位置づけながら、その作品を紹介をしていきたいと思います。授業では、粗筋を話した上で、その一部分を翻訳で読むということをやってみようと思います。その上で、気に入った作品があれば、是非とも読んでみて下さい。
科目目的
難しいことはさておき、ドイツ文学に関して何の知識も親しみも持っていない方々が、ドイツ文学に親しむきっかけとなることが目的です。「ドイツ文学入門」と考えて頂ければ幸いです。
到達目標
ドイツ文学に関する漠然としたイメージを持てるようになり、自分で作品を読んでみようという気になることが到達目標です。
授業計画と内容
1. 市民的リアリズムの時代
2. シュトルム:『みずうみ』(1)
3. シュトルム:『みずうみ』(2)
4. メーリケ:『旅の日のモーツァルト』(1)
5. フォンターネ『エフィ・ブリースト』(2)
6. 自然主義から第一次世界大戦まで
7. ハウプトマン『日の出前』(1)
8. リルケ『マルテの手記』(1)
9. リルケ『マルテの手記』(2)
10. ヘッセ『車輪の下』(1)
11. ヘッセ『車輪の下』(2)
12. カフカ『変身』(1)
13. カフカ『変身』(2)
14. 総括
(変更の可能性あり)
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業終了時には、リアクション・ペーパーを提出してもらいます。その他、必ず何か1つ作品を読むようにしましょう。学期末テストでは、その作品について書いて頂きます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 授業で扱った作品の中から1つ選んで読み、それについて質問に答えて頂きます。内容理解の正確さと、答案の論理性、説得力を評価します。 |
平常点 | 20 | 毎回の授業の最後に集めるリアクション・ペーパーに基づいて、授業の内容理解度を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替します。