シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合講座1 水産資源の持続的利用 | 2025 | 冬季集中 | 他 | 法学部 | 石井 敦、板倉 光、海部 健三、神山 龍太郎、横内 一樹、脇谷 量子郎 | イシイ アツシ、イタクラ ヒカル、カイフ ケンゾウ、カミヤマ リュウタロウ、ヨコウチ カズキ、ワキヤ リョウシロウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-IF1-003L
履修条件・関連科目等
2月2日から2月5日までの全ての講義に出席できることを履修の条件とする。
ただし、同一期間内に実施される秋学期期末試験の追試験を受験する場合は、追試験実施時間の欠席を認める。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
生物学、資源学、社会学等多方面の専門家により、水産資源の特徴とその利用の現状、および持続的利用のための課題を解説します。講義を担当するのは中央大学の海部(保全生態学)のほか、国立研究法人水産研究・教育機構の研究者2名、東京大学の研究者2名、東北大学の研究者1名。担当教員の専門分野は魚類生態学、水産社会学、国際政治学、保全生態学。
授業は講義形式でですが、質問したり意見を求める場合があります。また、グループディスカッションを行う可能性もあります。未定ですが、ゲストスピーカーをお招きする可能性もあります。
科目目的
総論及び各論を通じて、以下の点を理解することを目的とします。
・ 水産資源は再生可能であり、適切に利用することによって人間は持続的に利益を得ることができる。
・ 持続的な利用は理論上可能であるが、実現には様々な課題がある。
到達目標
総論及び各論を通じて、以下の項目を達成することを目標とします。
- 適切に利用することによって人間は持続的に利益を得られることを理解し、説明することができる。
- 水産資源を持続的に利用できる条件を理解し、説明することができる。
- 水産業の概要を理解し、説明することができる。
- 水産資源の持続的利用に関する様々な取り組みのうち、いくつかの事例について説明することができる。
- 水産資源の持続的利用の実現を困難にする様々な課題のうち、いくつかの事例について説明することができる。
- 日本の水産資源管理が抱える課題について理解し、説明することができる。
授業計画と内容
第1日目(2月2日)
1限 導入(講義の進め方と水圏の特性の説明)
2限 水圏生物1:魚類の進化と多様性
3限 水圏生物2:水圏生物の調査方法
4限 水圏生物3:資源動態の調査方法
第2日目(2月3日)
1限 国際的な水産資源管理1:社会科学の方法
2限 国際的な水産資源管理2:国際漁業管理の理論
3限 国際的な水産資源管理3:国際漁業管理の実例
4限 国際的な水産資源管理4:生態系管理
第3日目(2月4日)
1限 日本の漁業管理1:日本の漁業と漁村の現状
2限 日本の漁業管理2:日本の漁業管理の概要と歴史
3限 日本の漁業管理3:日本における自主管理の取り組み
4限 日本の漁業管理4:自主管理のメリット・デメリット、今後の漁業管理
第4日目(2月5日)
1限 まとめ(質問・回答・ジェネラルディスカッション)
2限 まとめ(到達度確認)
***講義内容は予告なく変更される場合があります***
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 100 | 試験では各講義からそれぞれ選択式の問題を出題します(100点満点)。自筆のノートのみ持ち込み可で、レジュメ、書籍、コピーなどは持ち込み不可です。受講者の人数などにより、試験形式を口頭試問などに変更する場合があります。 |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験の合計得点が60点以上で単位が付与され、以下の基準で評価します。合計得点が59点以下の場合はいかなる理由があっても単位を付与しません。追加の課題を課して救済することもありませんので、ご注意ください。
<評価カテゴリーがS・A・B・Cの場合>
合計得点が90点以上でS、80〜89点でA、70〜79点でB、60〜69点でC
<評価カテゴリーがA・B・C・Dの場合>
合計得点が90点以上でA、80〜89点でB、70〜79点でC、60〜69点でD
**注意点**
4日間の全ての講義に出席することが単位付与の条件です。出席できない講義がある場合、F評価となります。全ての講義に出席した方は、期末試験により成績(S〜E)が決定します。ただし、同一期間内に実施される秋学期期末試験の追試験を受験する場合は、追試験実施時間の欠席を認めます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストなし(レジュメを配布)。参考文献は講義中に紹介する。