シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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モバイルコンピューティング特論 | 2024 | 後期 | 水2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 大塚 裕幸 | オオツカ ヒロユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-EL5-5C37
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
スマートフォン,タブレット端末の普及により,モバイルコンピューティングの役割が極めて重要となりつつある.モバイルコンピューティングは移動通信(携帯電話)とインターネットとの複合概念である.本講義では,モバイルコンピューティングを支える移動通信技術,ネットワーク構成について講義する.
科目目的
第5世代移動通信システム5G,Wi-Fiなどの無線通信を用いたモバイルコンピューティング技術を習得する.
到達目標
モバイルコンピューティングに係わる基礎的な事項とその概念,構成技術,システム化技術を理解すること.
授業計画と内容
1回 ガイダンス(授業計画など),情報通信ネットワークの歴史
2回 移動通信の歴史
3回 第5世代移動通信システム5GおよびIoTの概要と主要技術
4回 世界の携帯電話システムの動向,モバイルトラフィックの予測
5回 移動通信の基礎的事項(つながる仕組み)
6回 ディジタル変調
7回 OFDM伝送技術
8回 多元接続,スケジューリング技術
9回 ネットワーク技術
10回 無線LANの基礎的事項
11回 輪講1:モバイルコンピューティング最新技術動向
12回 輪講2:モバイルコンピューティング最新技術動向
13回 レポート課題の発表
14回 レポート課題の発表,総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
レポート課題に必ず取り組むこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | レポート課題に対して授業内容をよく理解したうえで解答すること. |
平常点 | 30 | 輪読素材を読み込み,適切なコメントができること,あるいは自分の意見を述べることができること. |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点30%,レポート70%.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
企業にて,無線通信,携帯電話システムに研究開発に携わりました.
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
20年以上無線・移動通信会社に勤務した経験に基づいて講義する。
テキスト・参考文献等
参考書:
大塚裕幸著,「無線・移動通信工学の基礎」,オーム社,2023年
適宜レジュメを配布,またはManabaに掲載.