シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義(中国の美術) | 2024 | 後期 | 水3 | 総合政策学部 | 篠原 典生 | シノハラ ノリオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-AR3-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国と日本は古来より文化的に密接な関係にあり、中国大陸からの舶来品は鑑賞、収集の対象として大切にされ、現在でも多くの中国大陸産の文化財が日本の国宝として指定されている。本講義ではテーマごとに美術作品を紹介し、その作品が生まれた社会的、文化的背景についても考察する。
科目目的
中国の美術品の鑑賞を通じて総合政策学部のディプロマ・ポリシーである「多様な異文化を理解・受容できる包容力」を養成する。
また、作品の芸術的価値を評価し、その製作者や時代背景について考察することにより「専門性に基づく複眼的思考能力」「多様性理解力」を身につけ、「総合的実践力」を鍛える。
到達目標
中国の主要な美術作品について基礎的な知識を身につける。自分の好きな作品を見つける。
授業計画と内容
第一回 ガイダンス 中国美術の流転
第二回 原始の美術
第三回 青銅器時代の美術
第四回 秦漢の美術Ⅰ 兵馬俑と明器
第五回 秦漢の美術Ⅱ 画像石、帛画
第六回 三国南北朝の美術Ⅰ 石窟
第七回 三国南北朝の美術Ⅱ 陶磁器
第八回 隋唐の美術Ⅰ 石窟
第九回 隋唐の美術Ⅱ 絵画
第十回 宋元の美術Ⅰ 絵画
第十一回 宋元の美術Ⅱ 陶磁器
第十二回 明清の美術Ⅰ 絵画
第十三回 明清の美術Ⅱ 陶磁器
第十四回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
シラバスを参考に、図書館で図録を見たり、インターネットで博物館のサイトを検索したりしてどのような作品があるのかを確認する。
博物館などを参観する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 重要な中国美術作品の確認 |
平常点 | 60 | 出席、授業への参加、課題の提出 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて授業中に参考文献を紹介する。
その他特記事項
東京とその近郊には多くの博物館や美術館があり、中国の美術品も多数収蔵されている。こうした資源を活用して積極的に見学に行き、本物の作品に触れることを望む。