シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義(アフリカ地域研究) | 2024 | 後期 | 金4 | 総合政策学部 | 中尾 沙季子 | ナカオ サキコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-AT2-0007
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アフリカ大陸出身者や、世界中に暮らすアフリカ系といわれるひとびとが、自分たちのことを「アフリカン」と定義する〈パン・アフリカ主義〉という考え方を中心に、現代アフリカをめぐるさまざまな動きを、歴史的背景に遡って分析します。とりわけヨーロッパ諸国によるアフリカの植民地支配が、現代アフリカにどのような痕跡を残しているのかを踏まえたうえで、現代アフリカにつきまとう負のイメージを刷新するような、さまざまな側面にも光をあてます。
科目目的
アフリカという広大な地域と世界とのつながりに関心を持つこと、その歴史的背景について学び、現代社会のできごとをより多角的に捉えるための知識を身に着けることが目的です。
到達目標
1.現代世界で起きているさまざまな事象とアフリカのひとびとの歴史との関わりを理解することができる
2.現代アフリカ社会の直面する課題に関心を持ち、その歴史的背景を世界的なつながりのなかに位置づけながら説明することができる
授業計画と内容
*受講生の人数や、現代アフリカを取り巻く時事トピックに応じて内容や順番を変更することがあります。
1.イントロダクション:パン・アフリカ主義とは?
2.パン・アフリカ主義の起源――奴隷貿易・奴隷制への抵抗と記憶
3.BLMーー現代のパン・アフリカ主義運動
4.世界におけるアフリカの表象
5.アフリカの歴史を描く
6.アフリカの時事の背景を考える(グループワーク)
7.アフリカ諸国の独立①
8.アフリカ諸国の独立②
9.アフリカのアイデンティティについて(ドキュメンタリー映画鑑賞)
10.アフリカのアイデンティティについて(ディスカッション)
11.戦後アフリカの民衆運動
12.アフリカと日本の関わり①
13.アフリカと日本の関わり②
14.まとめ:現代社会とアフリカ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業で得た知識をもとに、自分で考えを発展させることができているか |
平常点 | 50 | 出席と各回のリアクションペーパー(400字以上) |
成績評価の方法・基準(備考)
評価基準や課題の内容については、授業内で指示します。一部グループでの作業を含むこともあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Power Pointを教材として使用
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
各回ごとに授業内で参考文献を提示する