シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
英語2・6 Reading (Intermediate)/英語(Ⅱ)・(Ⅵ) (Intermediate) | 2025 | 秋学期 | 金3 | 法学部 | 脇田 裕正 | ワキタ ヒロマサ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-002M,JU-EN2-006M
履修条件・関連科目等
とくになし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、急速に進みつつある世界各国の「危機」について英語を通して知ることを目的とします。政治的対立、経済的対立、環境変動がもたらす各地域で勃発する危機的な現状を、英字新聞の読解を通して認識します。最終的に、それらの危機が、もはや地域に限定された局所的な問題ではなく、地球規模での包括的な危機であることを実感し、その危機に対して、私たちがいかに取り組んでいけばよいのかを考えていきます。
この授業ではある程度のまとまった英語の文章をすばやく的確に理解することをまずは目標とします。基本的な英文法を復習しつつ、効率よく英語の文章を読解するためのテクニックを学んでいくことで、最終的には高度な英語の文章も読めるようになることが目標です。基本的な文法から復習していきますので英語に苦手意識を持っていてもまったく問題ありません。読んでいく題材は英語新聞や英語雑誌の最新の環境問題や政治経済に関するものです。適時授業で資料を配付します。
受講者のレベルに合わせて授業内容と教材は柔軟に変更していきます。ゆっくり読み進める場合もあれば、早く読み進める場合もあります。さらに今学期の授業では、英語の資料をどのような観点から読み、どのようにまとめていく(書いていく)のかというある種の実践的=実務的なトレーニングも行う予定です。英語圏でのレポートの構成とフランス語圏でのレポートの構成の違いなどを授業では例示します。それによって様々な思考の構造を受講者は知ることができます。いわば知の多様性を学ぶこともこの授業の目標です。
科目目的
論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構築することができる能力を身につけること。
到達目標
英語学習者向けに編纂された文章をあつかい、学生の教養に資する文章を読むための基礎となる読解能力を養う。基本的な語彙や文法に関する知識を定着させるとともに、単語の意味や文構造を確認しながら文章を正確に読解できるようになること。
授業計画と内容
第1回目 オリエンテーション(授業のための資料を配付します) 。
第2回目 指定された資料を読む A
第3回目 指定された資料を読む B
第4回目 指定された資料を読む C
第5回目 指定された資料を読む D
第6回目 指定された資料を読む E
第7回目 論理的な思考とは何かを英語の資料を使って検証していく F
第8回目 指定された資料を読む G
第9回目 中間まとめ
第10回目 指定された資料を読む H
第11回目 指定された資料を読む I
第12回目 指定された資料を読む J
第13回目 指定された資料を読む K
第14回目 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うこと が求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
中間試験 | 20 | 日本語とはいかに英語のルールが異なっているのかを理解しているのかを評価する。イントロ→ボディ→コンクルージョンというレポートの書き方に従っているのかを評価する。 |
期末試験(到達度確認) | 20 | 日本語とはいかに英語のルールが異なっているのかを理解しているのかを評価する。イントロ→ボディ→コンクルージョンというレポートの書き方に従っているのかを評価する。 |
平常点 | 60 | 授業毎に、できる限り受講者を指名し、指定された予習の箇所の訳読と文章の構造を分析してもらう。その分析の不出来によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業毎に資料を配付します。テキストを購入する必要はありません。