シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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アジア史Ⅰ | 2024 | 前期 | 水1 | 経済学部 | 杜崎 群傑 | モリサキ グンケツ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-141X
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
東アジアを中心とした近現代の国際政治史について理解する。時期は主にいわゆる「ウェストファリア体制」・「ウェスタンインパクト」の時代から現代までとする。本授業を通して履修者は、国際政治史を理解するうえで基礎となる、歴史・理論を理解する。こうした理解を通して履修者は現実の国際政治の諸事象を分析、考察できる能力を身につける。さらに以上の学習を経て、履修者は確固たる論拠と知識を基に論理を組み立てる能力、自らの頭で考え結論を導く素養、建設的な批判精神を身に付ける。これらの能力は真の国際感覚を有することにつながり、ひいては国際平和を目指す人材を育てることにつながる。
科目目的
いわゆる「ウェスタンインパクト」以来から現代にかけての東アジアの国際政治史について学習する。
到達目標
その上で現代の東アジアにおける諸問題の背景について理解していく。
授業計画と内容
第1回:導入
第2回:東アジアの「伝統的」秩序とウェストファリア体制
第3回:列強への道をたどる日本と東アジア情勢
第4回:第一次世界大戦期の国際政治史
第5回:第一次世界大戦の国際政治と東アジア
第6回:戦間期の国際政治史
第7回:戦間期の国際政治と東アジア
第8回:第2次世界大戦期の国際政治史
第9回:第2次世界大戦期の国際政治と東アジア
第10回:冷戦の構造化と東アジア
第11回:冷戦終結までの国際政治史
第12回:冷戦終結までの国際政治史と東アジア
第13回:冷戦終結後の東アジア情勢
第14回:総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・新聞等にアンテナをはり、東アジア国際政治に関するテーマについて普段から意識的に見聞を広めること。
・授業で配ったレジュメの空欄を事前に埋めておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 授業内容を理解しているかどうかで評価を行う。 |
レポート | 30 | 授業内で提示したテーマに対する自身の考えを記述してもらい、その内容によって評価を行う。 |
平常点 | 20 | 授業中における発言点やレスポンへの応答を平常点として加算する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点(出席・積極性・レポートの提出状況)と期末試験による。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
・その他、授業の中で出された質問や意見については、授業中にいくつか紹介した上でリプライします。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
空欄部分については、参加者に発言してもらい内容を補充していきます。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
川島真・服部龍二編『東アジア国際政治史』名古屋大学出版会、2007年
久保亨・土田哲夫他『現代中国の歴史』〔第2版〕東京大学出版会、2019年
茂木敏夫『変容する近代東アジアの国際秩序』山川出版社(世界史リブレット 41)、1997年
その他特記事項
特になし