シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用分子生物学 | 2024 | 冬季集中 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 福井 彰雅 | フクイ アキマサ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI5-9C09
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、動物の多細胞化の基礎となる主要な分子について解説するため、動物の形態形成の基本的な機構について概説し、また細胞集団が維持されるメカニズムについて論ずる。その上で動物の発生と分化に関する基本的な事柄について調査し、その内容を発表することで理解を深める。
科目目的
動物の発生と分化に関する基本的な事柄について調査し、その内容を発表することで理解を深める。
到達目標
多細胞化の基礎となる主要な分子について学び、細胞が集団を維持する機構について理解する。動物の形態形成における細胞の再配置と誘導現象及び位置情報について理解する。発生に関与する遺伝子の機能を学び、動物の発生の基本的なメカニズムを理解する。
授業計画と内容
1. ガイダンス・個々の細胞をまとめる仕組み-1–細胞の結合様式-
2. 個々の細胞をまとめる仕組み-2-細胞外マトリクス-
3. 生殖細胞の形成・減数分裂
4. 哺乳類における始原生殖細胞と性決定
5. 動物の発生の基本-1
6. 脊椎動物の体の形成-1-位置情報について-
7. 脊椎動物の体の形成-2–原腸胚形成・胚誘導・神経堤細胞-
8. 脊椎動物の体の形成-3-体節形成・神経発生-
9. 脊椎動物の体の形成のまとめ
10. 動物の発生の基本-2
11. パターン形成の分子遺伝学-体の基本設計-
12.ホメオティック遺伝子と前後軸のパターン形成
13.付属器官のパターン形成
14.パターン形成のまとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の重要事項について復習をしてくること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | フォーマット・論理性・文章量・参考文献の適切さについて評価する。 |
平常点 | 20 | 受講状況 |
その他 | 40 | プレゼンテーションの、説明・スライドのわかりやすさ・内容の理解度・質疑応答について評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
成績は受講状況と、プレゼンテーションおよびレポートの内容により総合的に評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
ウィルト発生生物学 ウィルト著、東京化学同人、ISBN-10: 4807906240
細胞の分子生物学(第5版)、B. アルバート他著、ニュートンプレス、ISBN:4315518670