シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報倫理 | 2024 | 後期 | 火4 | 総合政策学部 | 田代 光輝 | タシロ ミツテル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IE1-0001
履修条件・関連科目等
履修条件は特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
さまざまな情報の取扱いに関して必要とされる規範的要素となる情報倫理について、ネットワーク社会・デジタル社会の進展に伴いその重要性がますます高まっていることを踏まえ、情報機器の発達の歴史、情報の変化が与えた釈迦への影響等、その基本的な事項をできる限りわかりやすく概説する(予備知識等は不要)。ネットワーク上で膨大かつ多様な情報が瞬時に流通し、処理されている今日において、情報倫理を学ぶことの重要性は極めて高く、学生の皆様にとって有意義な授業となることを目指している。
科目目的
情報機器の発達の歴史と、その発達が社会に与えた影響を理解し、現在そして未来における情報機器の発達が社会に与える影響を予測する。その上で、情報の社会における役割の理解や運用する上での倫理を身に着ける。
到達目標
情報社会において、情報の社会的役割とその倫理かを学ぶ。特に、情報の歴史、情報が与えた社会変化、情報を使ったビジネスとその倫理等の情報倫理の中核的な要素の規範的な意義について理解を深め、それらがどのような原則を元に成立しているかを説明できるようにする。その際、産業社会や軍事社会において情報が果たした役割も留意する。また、情報の自由な流通を原則とする今日の社会において、例えばロシアゲート事件のようなSNS等を使った大衆扇動ついて、その対策を主体的に考えることのできる力を身につけることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 情報とは(近代における情報の役割)
第2回 軍事社会・産業社会における情報
第3回 情報機器の歴史1(紙~無線)
第4回 情報機器の歴史1(マスメディアと大衆)
第5回 中間テスト1
第6回 SNSとサイバーカスケード
第7回 映画「ソーシャルネットワーク」から考える情報倫理1
第8回 映画「ソーシャルネットワーク」から考える情報倫理2
第9回 21世紀の情報の役割と倫理
第10回 中間テスト2
第11回 映画「マネーボール」から考える情報倫理1
第12回 映画「マネーボール」から考える情報倫理2
第13回 情報を使ったビジネスと倫理
第14回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
必須ではないが、指定したテキスト(講義関係部分のみで差し支えない)を可能な範囲で講義の事前又は事後に読みこむことが望ましい。なお、講義関係部分の範囲については、適宜周知する予定。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 中間テストをオンラインで実施します |
期末試験(到達度確認) | 60 | 期末テストをオンラインで実施します |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaでの資料配布等を行う
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
第一種通信事業者の運営
インターネットのポータルサービス運営
ブログサービスの運用マネージメント
大手企業のICT活用の請負コンサルタント
大手芸能事務所のICT運営のコンサルタント
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
担当教員がIT企業のコンサルタント・従業員として従事した内容を踏まえ、実務で生かせるような研究計画を基礎とした指導をする
テキスト・参考文献等
テキスト(スライド資料)はPDF形式でオンライン上で配布する