シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門・経営学/経営と社会 | 2024 | 後期 | 水1 | 総合政策学部 | 佐々木 隆文 | ササキ タカフミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-MN1-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
衣食住、旅行、レジャーなど私達が使う製品、サービスの殆どは企業によって提供されています。また、多くの人々は企業に勤めることによって所得を得ています。このように現代の社会において企業は極めて大きな役割を果たしています。
経済のグローバル化により企業は厳しい国際競争に勝ち抜くことが求められています。その一方、企業は社会の一員として環境問題、格差問題、少子高齢化などの社会問題に対し責任ある行動が求められています。本講義ではこのような問題意識の下で企業の目的や企業と社会との関係性について学習します。
科目目的
企業と社会との関わりを踏まえ、現代の企業がどのように行動すべきなのかを考えられるようになること。
到達目標
企業の目的、社会的責任を理解すること。環境問題や社会問題に対し企業が取り得る行動のコスト、ベネフィットを理解すること。
授業計画と内容
1.イントロダクション
2.企業の目的1:株主主権の理論
3.企業の目的2:社会問題と企業の社会的責任
4.地球温暖化と環境経営
5.男女均等とワークライフバランス
6.格差問題とフェアトレード
7.日本企業の国際競争力
8.研究開発とイノベーション
9.多角化経営
10.多国籍企業
11.雇用制度と企業年金
12.ディスクロージャー
13.コーポレートガバナンスと企業文化
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義資料中にある問題について自ら考えること.新聞などで企業に関するニュースに触れること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 講義全般の理解度。 |
平常点 | 60 | 授業の終わりに毎回小テストを行います。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1990年4月~2007年3月:日興証券(現SMBC日興証券)系のシンクタンク(日興リサーチセンター)に勤務.投資調査部研究員,年金研究所主任研究員,社会システム研究所CSR調査室長等を歴任.株式市場,企業財務,企業年金,企業の社会的責任(CSR)を対象とした調査研究に従事.
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記職歴において,会計,ファイナンスの知識を応用した実務に携わってきました.応用力を身につけるためには多くの応用事例を知ることよりも基礎理論のロジックをしっかりと理解することが大切です.講義では実務への応用に関する説明を交えつつ,基礎理論の理解を重視します.
テキスト・参考文献等
特になし.講義資料に基づいて進めるので各自資料をダウンロードしておくこと.