シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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沿岸環境システム概論Ⅰ | 2024 | 前期 | 木5 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 片石 温美 | カタイシ アツミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-SS5-RC13
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
水産白書、論文等の文献、研究事例を抽出して解説し、水産業及び沿岸社会を取り巻く問題や課題と解決策を学び、講義とディスカッションにより実践的な理解を深める。
科目目的
沿岸域の生活や水産関連産業,それらに関連する具体的な対策や技術に関する基礎的な知識を習得することを目的とする.
到達目標
水産業は、私たちの食生活には欠かせないものであり、沿岸の環境保全や海洋レジャーなどにおいて多面的な役割を果たしている。一方、水産業や漁村などの沿岸社会は、様々な自然的影響や人為的影響を受けており、対応すべき課題が多い。
本科目は、水産業と沿岸社会を取り巻く問題や課題と解決策を学び、沿岸域における生活や産業,環境について自ら意見を持つことができるようになること。
授業計画と内容
(1)ガイダンス、水産に関わる身近な話題
(2)水産の動向(1)‐水産資源及び漁場環境
(3)水産の動向(2)-漁業生産と漁家経営
(4)水産の動向(3)-水産物需給と国際情勢
(5)漁業生産から流通・消費(1)-生産地を取り巻く情勢
(6)漁業生産から流通・消費(2)-流通にかかわる技術
(7)漁業生産から流通・消費(3)-産地における最新の取組や流通戦略
(8)沿岸社会における環境・産業(水産業)・地域生活(1)-漁業と環境・ブルーカーボン
(9)沿岸社会における環境・産業(水産業)・地域生活(2)-漁村の産業構造
(10)沿岸社会における環境・産業(水産業)・地域生活(3)-マリンビジョンの取り組み
(11)水産業における防災とまちづくり
(12)水産業の多面的機能
(13)海業について
(14)総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
特に定めない.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 水産の動向,漁業生産や流通・消費についての基礎知識を理解したした上で,現状の課題に対する自らの意見をまとめることができるかを評価します 沿岸社会における環境,産業,地域生活,防災についての基礎知識を理解したうえで,将来のあるべき姿について自らの意見をまとめることができるかを評価します |
平常点 | 60 | 授業への参加,受講態度の状況を基準とします |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が60%に満たないものはE判定とします
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1990年4月~2001年3月,パシフィックコンサルタンツ株式会社勤務
2001年5月~2012年12月 (有)マリンプランニング代表取締役
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
沿岸域における長年の調査経験に基づき,より具体的な課題や対応策などについて講義を行う
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。必要な文献等のコピーを配布