シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本事情(使用言語日本語) | 2024 | 前期 | 金3 | 学部間共通科目 | キャンター ゲイリー ウォーレン |
キャンター ゲイリー W |
1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
UW-JP1-J25L
履修条件・関連科目等
外国人留学生対象の科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業で、学生たちは現代の日本文学について学びます。5人の作家の物語を読んで、その粗筋や登場人物やテーマについてほかの学生と教員と議論します。
科目目的
この授業の主な目的は二つあります。一つは、学生たちに日本の現代文学に関する知識を与えます。しかし、それよりも大切な目的は、日本文学を読む面白さを感じてもらうことです。
到達目標
この授業を受けることで、学生たちは日本文学の面白さに気づいて、物語の内容を深いレベルで分析できるようになることが主な到達目標です。
授業計画と内容
以下のスケジュールでわかるように、授業中一般的に文学についてのディスカッションが行われます。長編の場合、2回あるいは3回に分けて、物語について話します。短編小説については1回のみ話します。
第1回 日本の現代文学に関する講義
第2回 東野圭吾の『手紙』についてのディスカッション (1)
第3回 東野圭吾の『手紙』についてのディスカッション (2)
第4回 東野圭吾の『手紙』についてのディスカッション (3)
第5回 村田沙耶香の『コンビニ人間』についてのディスカッション (1)
第6回 村田沙耶香の『コンビニ人間』についてのディスカッション (2)
第7回 荻原浩の「海の見える理髪店」についてのディスカッション
第8回 荻原浩の「時のない時計」についてのディスカッション
第9回 小川洋子の『博士の愛した数式』についてのディスカッション (1)
第10回 小川洋子の『博士の愛した数式』についてのディスカッション (2)
第11回 小川洋子の『博士の愛した数式』についてのディスカッション (3)
第12回 小池真理子の『柩の中の猫』についてのディスカッション (1)
第13回 小池真理子の『柩の中の猫』についてのディスカッション (2)
第14回 復習
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
学生たちは、小説を宿題として読みます。それ以外、短い課題とエッセイを宿題として書きます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 小説についてのエッセイを二つ書いてもらいます。どちらも30点満点です。 |
平常点 | 40 | 学生たちは各授業への参加および短い課題によってポイントをもらいます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
以下の本を使います。
1. 東野圭吾の『手紙』(文藝春秋) 、ISBN: 978-4167110116
2. 村田沙耶香の『コンビニ人間』(文藝春秋) 、ISBN: 978-4167911300
3. 荻原浩の『海の見える理髪店』(集英社) 、ISBN: 978-4087458725
4. 小川洋子の『博士の愛した数式』(新潮社) 、ISBN: 978-4101215235
5. 小池真理子の「柩の中の猫』(集英社) 、ISBN: 978-4087477566
その他特記事項
この授業では、日本語のレベルが割と高くなければ、付いていくことが難しいはずです。履修する際は、それを考慮してください。
なお、質問があれば、以下のメールアドレスに連絡してください。