シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史Ⅱ | 2024 | 前期 | 水2 | 経済学部 | 岡部 敏和 | オカベ トシカズ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-432X
履修条件・関連科目等
日本史Ⅰ(GE113I)では日本史概説を、日本史Ⅱ(GE143II)では日本史Ⅰ(GE113I)をベースに外交・対外関係史の授業を行う。日本史Ⅱ(GE143II)の難易度はやや高めだが、あわせて取ることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の社会経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
本授業では、各時代におけるキーワードを掲げて古代から現代に至るまでの日本外交・対外関係史を論じ、国際秩序が流動化するなかで外交の果たす役割について授業を行う。各時代で日本がそれぞれの局面において国内政治を勘案しながらどのように外交・対外政策を展開してきたのかを、最新の研究を踏まえて学んでいく。
科目目的
・日本外交史の学習を通して、歴史を同時代の価値観で理解する内在的理解と歴史を踏まえた現代に対する洞察力を身に着ける。
到達目標
・履修生が古代から現代に至る日本外交・対外関係史の諸問題について内在的理解に基づき説明することができる。
授業計画と内容
第 1回 倭国と東アジア外交
第 2回 使節派遣と白村江の戦い
第 3回 東アジア海域交流圏の広がりと海商
第 4回 蒙古襲来
第 5回 室町将軍と「日本国王」号
第 6回 戦国大名の貿易活動と朝鮮出兵
第 7回 近世外交と禁教令
第 8回 ロシアの日本接近とアヘン戦争の余波
第 9回 開港と開国
第10回 琉球処分/韓国併合
第11回 日清戦争/日露戦争
第12回 日米開戦
第13回 冷戦と日米安保
第14回 21世紀の日本外交
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、授業前にmanabaに掲載するレジュメに必ず目を通して出席すること。
毎回、課題が出ますので、期限内に提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | キーワードをおさえつつ、授業で得た知識をもとに、与えられたテーマについて論じる(100%) |
その他 | 50 | 毎回授業終わりに実施する小テストで、授業内容を踏まえ、自分の考えを論理的に説明する(100%) |
成績評価の方法・基準(備考)
【評価基準】
期末試験:授業で得た知識をもとに、与えられたテーマについて論じる。
小テスト:授業内容を踏まえ、自分の考えを論理的に説明する(毎回実施)。
不正行為があったと判断した場合、即E判定とする(厳格に対処する)。
なお、①事前のレジュメの確認、②毎回実施する小テストの提出、③授業中でのrespon
への入力の3つを合わせて授業への参加とみなす。
【配分】
期末試験50%、小テスト(授業への参加点として採点)50%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
毎回実施する小テストの解説は、翌週の授業終わりにmanabaでフィードバックする。
授業に関するアナウンス等は、口頭もしくはmanabaのコースニュースで行う。
また、質問等がある場合には、manaba のスレッドや個別指導を利用する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、レジュメを使った授業を行う。参考文献については授業毎に紹介する。
その他特記事項
・私語は授業の妨げとなるため厳しく注意します。
・正当な理由(例えば電車の遅延、病院へ立ち寄る等)なく、授業開始30分を越えた遅刻者は欠席扱いとします。
・授業中、responで出席を確認するので、スマートフォンやノートPC、タブレットなどを持参してください。
・質問等がある場合は、口頭、もしくはmanaba のスレッドや個別指導を利用してください。
参考URL
特になし