シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会心理学Ⅱ | 2024 | 後期 | 月3 | 経済学部 | 小林 麻衣子 | コバヤシ マイコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-462X
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
現代社会における対人関係に関するトピックスについて研究の動向を紹介する、また、現代に生きる人々が人間関係で抱える正と負の部分について掘り下げる。主なテーマは、恋愛やいじめ、DV、トラウマ、理想のリーダー像など、受講者の希望も踏まえながら論じていきたい。
科目目的
社会心理学的視点から、人と社会との関係について基礎的知識を学ぶ。
到達目標
Ⅱでは「人」と「自分」に焦点を当て、対人行動や集団プロセスについて理解し、説明できることを目的とする。
授業計画と内容
1. オリエンテーション、対人魅力と好意(1):美人論 「人を好きになる要因」「単純接触理論」
2. 対人魅力と好意(2):友情と恋愛の違い 「恋愛の構造」
3. 対人魅力と好意(3):失恋の心理 「喪失の心理」
4. 対人コミュニケーション(1):表情 「表情からこころを読む」
5. 対人コミュニケーション(2):言語コミュニケーション 「話の聴き方」
6. 自己呈示と自己開示 「自己アピール」
7. 攻撃行動(1):DV、ストーカー 「暴力によるこころの支配」
8. 攻撃行動(2):いじめ 「傍観者心理」
9. 援助行動(1):人を助けることの力 「助ける理由、助けてと言えない理由」
10. 援助行動(2):トラウマとは「心の傷」「傷ついた人の話を聴くスキル」
11. 援助行動(3):犯罪被害者の心理 「被害者遺族が抱える問題と心理」
12. 集団と個人の心理:リーダーシップ論 「リーダースタイルが集団に及ぼす影響」「少数派の力」
13. 情報化と社会心理 「sns時代のコミュニケーション」
14. 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
復習を重点的に、授業中に配布もしくはmanabaに配信する資料やテキストに目を通すこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 定期試験 |
平常点 | 40 | 授業参加度およびオンラインでの課題提出 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国立保健医療科学院公衆衛生政策部 協力研究員
常磐大学国際被害者学研究所 専任研究員
科学警察研究所犯罪行動科学部犯罪予防研究室 研究補助員
文部科学省初等中等教育局学力調査室 研究補助職員
東京都健康長寿医療センター社会参加チーム 非常勤研究員
明治大学危機管理研究センター 研究推進員
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
社会心理学Ⅱは実際の日常生活に関連したトピックが多いため、
教員が携わった研究プロジェクトから具体的例を多々紹介したい。
テキスト・参考文献等
(テキスト)斎藤勇「図説社会心理学入門」誠信書房 2011年 ISBN10:4414301793
(参考文献)堀洋道(監)吉田富二雄・松井豊・宮本聡介(編)「新編 社会心理学」福村出版 2009年
その他、授業毎のテーマに合わせた参考文献を提示する。