シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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数学特殊論文研修Ⅵ | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 渡邉 究 | ワタナベ キワム | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-PM6-1A07
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
代数幾何学に関連した話題について、学生と話し合った上で研究内容を決める。例えば、ファノ多様体の研究や接束の正値性からみた代数多様体の構造研究を挙げておく。
科目目的
標準的な専門書と最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者あるいは高度の専門職業人の養成を目的とする。
到達目標
研究課題について自分で考える能力を身に付け、文献を読むにしても主体的にその内容を正しく理解し、多角的な分析能力をつけることを目標とする。
授業計画と内容
各学期毎週少なくとも1回開かれるセミナーで、以下の三つを通じて研究を進める。
1.学生による輪講。先行研究を踏まえながら注目に値する論文を選び、それを読み下して解説する。
2.学生による研究進捗紹介。自分の研究成果をまとめ、その得られた結果の解釈と以降の研究の進め方を発表する。
3.教員による解説。学生の発表に対して適宜、講評を加える。さらなる理論展開の可能性などについて助言する。
第1回:イントロダクション
第2回:基礎文献の精読:定義の理解
第3回:定義とその例や反例について討論と質疑
第4回:主定理の理解
第5回:基本補題の証明
第6回:主定理の証明並びに応用
第7回:位相幾何との関連
第8回:微分幾何との関連
第9回:複素幾何との関連
第10回:数値計算による理論の実装
第11回:主定理の変形
第12回:暗号理論への応用
第13回:発表のための準備
第14回:研究発表に対する質疑応答、まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。