シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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Seminar(ドイツ語Ⅰ) | 2025 | 前期 | 木3 | 総合政策学部 | 亀ヶ谷 昌秀 | カメガヤ マサヒデ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-GE3-0001
履修条件・関連科目等
1・2年次のドイツ語を履修していることが望ましいです。SeminarⅠとⅡは内容が連続しますので、両方履修してください。SeminarⅠ・Ⅱ(亀ヶ谷担当)は2年次の内容からの「発展」、SeminarⅢ・Ⅳ(万田担当)は2年次の内容の「復習」という位置づけです。また、SeminarⅤ・Ⅵ(4年次・ヤンボール担当)はコミュニケーション能力の向上を目指します。3年次でネイティヴ教員担当の授業を希望する学生には、文学部のドイツ語科目(他学部履修)をお勧めします。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業は「語彙練習」と「読解タイプ」から成ります。「読解タイプ」は履修者の学習レベルに応じて「読解タイプA」(1000語程度の語彙で書かれた文章を、辞書を用いずに大意を理解する)、「読解タイプB」(2000語程度で書かれた文章を、辞書を用いずに大意を理解する)、「読解タイプC」(辞書を用いて精読する)のいずれかを毎回の授業で選出して行います。これに加えてドイツ語検定等に出題された中級ドイツ語文法に関しても問題練習を行います。また、ドイツ語検定の実際の試験問題(筆記・聞き取り)にあたり、その解答への道筋も示して行きます。
科目目的
総合政策学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げられる「高いレベルの外国語運用能力」と「多様な異文化を理解・受容できる包容力」の習得を目指します。
具体的には、3年次以降の応用科目(ゼミなど)において、学生が自分の研究テーマに関するドイツ語のテクスト(新聞・雑誌・論文など)を読み書きするための能力、そしてドイツ留学やフィールドワークで必要となるコミュニケーション能力を身につけます。
到達目標
(1)3000から4000語レベルの語彙力をつける。
(2)(1)の語彙数で書かれたテクストを辞書なしで大意を理解できる。
(3)(2)より難易度の高いテクストを辞書を用いて精読できる。
(4)ドイツ語検定2級・準1級に合格できるドイツ語能力を身につける。
授業計画と内容
※授業内容・進度は、学生の習熟度によって若干変更する場合もあります。
●前期(SeminarⅠ)
※授業開始時に毎回「課題テスト」あり
第01回 語彙練習(1)/読解(1):対象となる文法(前置詞の詳細)
第02回 語彙練習(2)/読解(2):対象となる文法(形容詞の前置詞支配の詳細)
第03回 語彙練習(3)/読解(3):対象となる文法(前置詞を伴う慣用句の詳細)
第04回 語彙練習(4)/読解(4):対象となる文法(接続詞の詳細)
第05回 語彙練習(5)/読解(5):対象となる文法(前置詞の詳細)
第06回 語彙練習(6)/読解(6):対象となる文法(分離動詞の詳細)
第07回 語彙練習(7)/読解(7):対象となる文法(再帰動詞の詳細)
第08回 語彙練習(8)/読解(8):対象となる文法(話法の助動詞・未来形の詳細)
第09回 語彙練習(9)/ドイツ語検定対策(1)
第10回 語彙練習(10)/ドイツ語検定対策(2)
第11回 語彙練習(11)/読解(9):対象となる文法(使役の助動詞の詳細)
第12回 語彙練習(12)/読解(10):対象となる文法(知覚動詞の詳細)
第13回 語彙練習(13)/読解(11):対象となる文法(過去形の詳細)
第14回 語彙練習(14)/読解(12):対象となる文法(特殊な完了形の詳細)
●後期(SeminarⅡ)
※授業開始時に毎回「課題テスト」あり
第01回 語彙練習(1)/読解(1):対象となる文法(過去形の詳細)
第02回 語彙練習(2)/読解(2):対象となる文法(過去分詞形の詳細)
第03回 語彙練習(3)/読解(3):対象となる文法(受動形の詳細)
第04回 語彙練習(4)/読解(4):対象となる文法(命令形の詳細)
第05回 語彙練習(5)/読解(5):対象となる文法(接続法・間接話法の詳細)
第06回 語彙練習(6)/読解(6):対象となる文法(接続法・非現実話法の詳細)
第07回 語彙練習(7)/読解(7):対象となる文法(zu不定詞句の詳細)
第08回 語彙練習(8)/読解(8):対象となる文法(関係文の詳細)
第09回 語彙練習(9)/ドイツ語検定対策(1)
第10回 語彙練習(10)/ドイツ語検定対策(2)
第11回 語彙練習(11)/読解(9):対象となる文法(関係副詞の詳細)
第12回 語彙練習(12)/読解(10):対象となる文法(注意すべき前置詞の格)
第13回 語彙練習(13)/読解(11):対象となる文法(注意すべき動詞の格)
第14回 語彙練習(14)/読解(12):対象となる文法(受動表現のヴァリエーション)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
宿題や小テストの準備のため、毎回1時間程度の準備時間を確保してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 教科書・問題集の内容・問題をアレンジした問題を出題し、教科書・問題集の理解度を考査します。 |
期末試験(到達度確認) | 40 | 教科書・問題集の内容・問題をアレンジした問題を出題し、教科書・問題集の理解度を考査します。 |
その他 | 20 | 単語・文法の確認テストを実施します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・無断欠席が4回以上の場合は、成績評価の対象外となります。
・欠席・遅刻について正当な理由がある場合(感染症や重度な傷病・忌引・交通機関の遅延など)については、証明書の提出に基づいて、ドイツ語担当教員の成績会議で配慮の有無を判断します。軽度の傷病や授業外の活動(サークル、部活など)による欠席・遅刻はとくに配慮しません。
・当たり前ですが、授業中のスマートフォンやPCの使用(教員の指示がある場合は除く)、居眠り、おしゃべり、食事は禁止します。
・以上の関して、教員が注意しても繰り返される場合には、授業への参加意欲がないと見なし、欠席扱いする場合もあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【語彙集】在間進・亀ヶ谷昌秀共著『新独検合格単語+熟語1800』第三書房、2019年。.
【辞典】 在間進・亀ヶ谷昌秀他編『アクセス独和辞典』三修社、2020年。
※辞典に関しては、5万語以上の辞典であれば、上記でなくとも可とします。
その他特記事項
履修者の理解度やドイツ語運用能力のレベル等により、授業内容を変更する場合があります。
実践的な語学力の習得を目的として、総合政策学部では語学の検定試験の受験を推奨しています。ドイツ語授業ではドイツ語検定(独検)試験の受験を推奨しており、受験を前提とした授業進行となっています。検定試験に対して強い拒否感のある人はその点を了解の上で履修してください。