シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
人権論Ⅱ | 2024 | 後期 | 金2 | 経済学部 | 長谷川 陽子 | ハセガワ ヨウコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-562X
履修条件・関連科目等
内容の連続性から人権論Ⅰからの継続履修を推奨する。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
この授業では、国際化の中における人権問題を、グローバルな視野から考察します。人権とは何か、なぜ人権が必要なのか、その問いに答えるために具体的な人権問題を取り上げ、実状と課題とを明らかにします。これから私たちが社会で生きていくうえで直面する人権問題に向き合い、今後の人権保障のあるべき姿を模索していきます。
科目目的
具体的な人権問題の現実における状況を認識する。
到達目標
具体的な人権問題の現実における状況を認識し、身近な問題として捉え、向き合い、考える姿勢を養うことを目指します。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:授業の概要と進め方 「人権とは何か」:人権論Ⅰとの関連
第2回 マイノリティと人権:マイノリティの問題とは何か
第3回 同和問題と人権(1):同和問題の概要 被差別部落とは何か
第4回 同和問題と人権(2):同和問題の展開 戦後の経済変化と解放運動
第5回 女性と人権(1):女性の権利としての人権 ジェンダーフリーを考える
第6回 女性と人権(2):現在の女性の権利 DV、セクシャルハラスメントについて
第7回 障がい者と人権(1):障がい者問題の捉え方の変化 「優性思想」とは何か
第8回 障がい者と人権(2):障がい者問題の取り組み ノーマライゼーションの実現のために
第9回 高齢者と人権(1):社会福祉思想の現在 恩恵的福祉からの脱却
第10回 高齢者と人権(2):個人の人権尊重としての高齢者福祉
第11回 外国人と人権(1):定住外国人 在日中国人の人権
第12回 外国人と人権(2):新来外国人 移民社会・日本の現状と課題
第13回 外国人と人権(3):共生と教育 外国人が生活で抱える問題
第14回 まとめとふり返り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で扱った教科書の箇所とプリント内容などを次回授業までに復習として再読しておいてください。
授業内で紹介した書籍については、自身が関心を持ったものを選択して各自読んでみてください。
また、関連する時事問題等については、新聞記事などで調べてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 83 | 授業で学んだ事柄を他者にわかりやすく説明できること。 |
平常点 | 17 | 小テスト形式。授業内容についての確認。 |
成績評価の方法・基準(備考)
学期末の論述式試験を中心に評価します。
出席確認を兼ねた感想シートを配布し、内容に応じて加点します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:江原由美子監修 (一社)神奈川人権センター編集・発行「新・21世紀の人権 知っているようで知らない差別と人権の話」2021年 日本評論社 ISBN978-4-535-52597-9
参考文献:適宜プリントを配布し、参考文献を紹介します。
その他特記事項
授業中私語をした学生には退室していただきます。
参考URL
特になし