シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ヒューマニティーズ・ランゲージサイエンス概論 | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 金澤 忠信、木戸 繭子、久留 友紀子、竹中 真也、寺本 剛、福田 純也、八木 はるな、山西 博之、吉 | カナザワ タダノブ、キド マユコ、クル ユキコ、タケナカ シンヤ、テラモト ツヨシ、フクタ ジュンヤ、ヤギ ハルナ、ヤマニシ ヒロユキ、ヨシダ トオル 他 | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-HO5-LN01
履修条件・関連科目等
「ヒューマニティーズ・ランゲージサイエンス特別演習Ⅰ・II」は本科目の修得後、履修可能
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目は、2023年度から理工学研究科に新設されたヒューマニティーズ・ランゲージサイエンス副専攻の必修科目である。複数担当者のオムニバス形式によって、理工系研究者として修得しておくべき学際的で人文社会科学的な教養や言語科学の知見に関する幅広いトピックを提供する。
科目目的
本科目は、ヒューマニティーズ・ランゲージサイエンス副専攻の必修科目として、学生の主専攻には特化しないものの、広くは理工系研究の基盤に関わるような人文社会科学的なトピックに関する知見や具体的なアプローチへの知見を深めることを目的とする。
到達目標
本科目を通して、学生は
1. 現代社会における諸問題に対する解決策を考察するための、学際的で人文社会科学的な知識(DP3「知識獲得力」)および
2. 知的好奇心を発揮して様々な専門内外のことに関心をもち、それらから着想を得て今までになかった新しいアイディアを発想する力(DP5「創造力」)
の基礎を修得することができる。
授業計画と内容
第1回 山西担当 イントロダクション(対面+オンデマンド)
第2回 リア担当 現代と歴史(今の世界を理解するための知っているべきこと)
第3回 山西担当 言語と評価(言語テスティングの基礎と展開)
第4回 金澤担当 言語と/の思考(言語と思考の関係とは?)
第5回 久留担当 社会言語学的考察(言語によるコミュニケーションとミスコミュニケーション)
第6回 寺本担当 応用倫理学(トランスディシプリナリー研究と価値の多様性)
第7回 吉田担当 古代ギリシアの哲学者プラトンの思想(プラトン哲学の重要性を理解すると同時に、その多面性の一端を知る)
第8回 輪湖担当 19世紀英国文化(英国貴族の世界を垣間見る)
第9回 木戸担当 言語芸術としての文学とクィアネス(トーマス・マンを例として)
第10回 福田担当 第二言語習得にかかわる諸問題(第二言語における習得・使用のメカニズムにかかわわる現象と理論について)
第11回 福田担当 第二言語習得研究と実験・調査(第二言語の習得・使用メカニズムに迫るための実験・調査について)
第12回 八木担当 ジェンダー・セクシュアリティをめぐる諸問題(東アジアの文芸から考える)
第13回 竹中担当 21世紀における人間と世界(ティモシー・モートンを手掛かりにして)
第14回 山西担当 期末レポート(テーマを1つ選択して作成)
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 期末レポート回では、授業内容から1つを選択してレポートを提出する。 |
平常点 | 80 | 第1回、第14回(期末レポート)を除いた各回では、授業内容に関するリアクションペーパーを提出する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
オムニバス形式のため、必要に応じて各授業回の担当者が提示する。
その他特記事項
参考URL
ヒューマニティーズ・ランゲージサイエンス副専攻については、以下の2024年度入学生対象理工学研究科オンライン進学相談会用の動画もご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=9_RJBY1gqPM