シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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Seminar(ドイツ語Ⅳ) | 2025 | 後期 | 火3 | 総合政策学部 | 万田 博文 | マンダ ヒロフミ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-GE3-0004
履修条件・関連科目等
1・2年次のドイツ語を履修していることが望ましいです。SeminarⅢとⅣは内容が連続しますので、両方履修してください。SeminarⅠ・Ⅱ(亀ヶ谷担当)は2年次の内容からの「発展」、SeminarⅢ・Ⅳ(万田担当)は2年次の内容の「復習」という位置づけです。また、SeminarⅤ・Ⅵ(4年次・ヤンボール担当)はコミュニケーション能力の向上を目指します。3年次でネイティヴ教員担当の授業を希望する学生には、文学部のドイツ語科目(他学部履修)をお勧めします。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Seminar(ドイツ語Ⅲ)とSeminar(ドイツ語Ⅳ)では、1・2年次に習った文法知識を復習しながら、ドイツ語検定3級レベルの文法問題と読解問題に取り組みます。1年間でドイツ語検定3級レベルのドイツ語能力(語彙・文法・読解)を確実に身につけることを目指します。さらにドイツ語検定2級レベルまで目指したい学生はSeminar(ドイツ語Ⅰ&Ⅱ)を並行して履修することをお勧めします。
科目目的
総合政策学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げられる「高いレベルの外国語運用能力」と「多様な異文化を理解・受容できる包容力」の習得を目指します。
具体的に言えば、ゼミなどにおいて、学生が自分の研究テーマを進める上で必要となるドイツ語の文章(新聞・雑誌・論文などの記事)を自分で読むための基礎となる読み書きの能力、ドイツの大学への留学やフィールドワークの基礎となるコミュニケーション能力の習得を目指します。これはドイツ語検定3級・2級程度の語学力の習得を意味します。
到達目標
(1)2000語レベルの語彙力をつける。
(2)(1)の語彙数で書かれたテクストを辞書なしで大意を理解できる。
(3)(2)より難易度の高いテクストを辞書を用いて精読できる。
(4)ドイツ語検定3級に合格できるドイツ語能力を身につける。
授業計画と内容
※授業内容・進度は、学生の習熟度によって若干変更する場合もあります。
●前期(SeminarⅢ)
第01回 冠詞の格変化の復習
第02回 冠詞類の格変化の復習
第03回 形容詞の格変化と比較変化の復習
第04回 Lektion01文法事項の確認
第05回 Lektion01読解:Brot, Wurst, Döner Kebab(パン,ソーセージ,ケバブ)
第06回 動詞の三基本形と過去形の復習
第07回 Lektion02文法事項の確認
第08回 Lektion02読解:Herr Böse und Herr Streit(意地悪さんと喧嘩屋さん)
第09回 話法の助動詞・再帰動詞・分離動詞の復習
第10回 動詞の命令法と接続法の復習
第11回 Lektion03文法事項の確認
第12回 Lektion03読解:Berin - Eine wunderbare Stadt(素敵な都市ベルリン)
第13回 Lektion04文法事項の確認
第14回 Lektion04読解:Der süßer Brei(グリム童話:甘いお粥)
●後期(SeminarⅣ)
第01回 前置詞と動詞の完了形・受動態の復習
第02回 関係代名詞の復習
第03回 Lektion05文法事項の確認
第04回 Lektion05読解:Wiener Kaffeehauskultur(ウィーンのコーヒーハウス文化)
第05回 zu不定詞句の復習
第06回 Lektion06文法事項の確認
第07回 Lektion06読解:Abschlussprüfung(卒業試験)
第08回 Lektion07文法事項の確認
第09回 Lektion07読解:Kure Geschichte der Sonntagsruhe(日曜日の休息の歴史)
第10回 Lektion08文法事項の確認
第11回 Lektion08読解:Geschichte der Gastarbeiter(ゲスト労働者=移民の歴史)
第12回 Lektion08読解:Menschen mit Migrationshintergrund(移民としての背景をもつ人々)
第13回 Lektion09文法事項の確認
第14回 Lektion09読解:Vom deutschen Stil(ドイツスタイルについて)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
宿題や小テストの準備のため、毎回1時間程度の準備時間を確保してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 教科書・問題集の内容・問題をアレンジした問題を出題し、教科書・問題集の理解度を考査します。 |
期末試験(到達度確認) | 40 | 教科書・問題集の内容・問題をアレンジした問題を出題し、教科書・問題集の理解度を考査します。 |
その他 | 20 | 毎回の小テスト(単語テスト)の得点と宿題の出来を評価の観点とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・無断欠席が4回以上の場合は、成績評価の対象外となります。
・欠席・遅刻について正当な理由がある場合(感染症や重度な傷病・忌引・交通機関の遅延など)については、証明書の提出に基づいて、ドイツ語担当教員の成績会議で配慮の有無を判断します。軽度の傷病や授業外の活動(サークル、部活など)による欠席・遅刻はとくに配慮しません。
・当たり前ですが、授業中のスマートフォンやPCの使用(教員の指示がある場合は除く)、居眠り、おしゃべり、食事は禁止します。
・以上の関して、教員が注意しても繰り返される場合には、授業への参加意欲がないと見なし、欠席扱いする場合もあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【教科書】荻原耕平・畠山寛・高本教之『ドイツ語トライアングル:やさしい中級テキスト9章』同学社,2018年,ISBN: 9784810206982
【問題集】在間進・亀ヶ谷昌秀『独検5級・4級・3級対応ドイツ語文法』三修社,2014年,ISBN: 9784384112740
※上記2冊は、かならず大学生協で購入してください。前期=Seminar(ドイツ語Ⅲ)と後期=Seminar(ドイツ語Ⅳ)どちらの授業でも使用します。
※上記2冊は、一般書店(オンライン書店も含む)では市販されていません。また中古品を購入した場合、「付録がついていない」「書き込みがある」「注文したものと届いた商品の版が異なる」などのトラブルが発生するリスクがあります。
【辞書】在間進(編)『アクセス独和辞典』三修社,2021年(第4版),ISBN: 9784384060003
※独和辞書については、すでに他の辞書をもっている場合は購入の必要はありません。また電子辞書・スマートフォン版でも構いません。
その他特記事項
授業や試験に関する連絡はmanabaのコースから行いますので、必ずリマインダーが受信できるよう設定しておいてください。(リマインダーとは、manabaのコース上に連絡があると、学生の大学メールアドレスへ自動的に通知がされる機能です。)
実践的な語学力の習得を目的として、総合政策学部では語学の検定試験の受験を推奨しています。ドイツ語授業ではドイツ語検定(独検)試験の受験を推奨しており、受験を前提とした授業進行となっています。検定試験に対して強い拒否感のある人はその点を了解の上で履修してください