シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
解析学特論第一 | 2024 | 前期 | 月2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 津川 光太郎 | ツガワ コウタロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AN5-1C15
履修条件・関連科目等
ルベーグ積分やルベーグ空間(L^p空間)および常微分方程式を習得していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
フーリエ変換と緩増加超関数の基礎を学び、熱方程式、波動方程式、シュレディンガー程式などの偏微分方程式への応用を紹介する。
科目目的
フーリエ変換や緩増加超関数の基本的な性質を修得し、偏微分方程式の研究に応用できるようになること。
到達目標
急減少関数や緩増加超関数を理解し、これらのフーリエ変換の基本的性質を理解すること。
偏微分方程式の研究に応用できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
1,急減少関数の定義
2,急減少関数の性質
3,急減少関数のフーリエ変換
4,急減少関数のフーリエ変換の性質
5,L^1関数、L^2関数のフーリエ変換
6,L^1関数、L^2関数のフーリエ変換の性質
7,緩増加超関数の定義
8,緩増加超関数の性質
9,緩増加超関数のフーリエ変換の定義
10,緩増加超関数のフーリエ変換の定義
11,ソボレフ空間の定義と性質
12,偏微分方程式への応用(熱方程式)
13,偏微分方程式への応用(波動方程式)
14,偏微分方程式への応用(分散型方程式)
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内容をしっかり理解し疑問を残さないようにすること。レポート問題や演習問題にチャレンジすること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 100 | 授業の内容を理解出来ているか、基本的な問題に応用できるかを評価基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
新井仁之著「新・フーリエ解析と関数解析学」培風館
柴田良弘著「ルベーグ積分論」内田老鶴圃
堤誉志雄著「偏微分方程式論」培風館
その他特記事項
重要なお知らせはmanabaのコースニュース上で行います。
コースニュースは定期的にチェックすること。