シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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輸送システム | 2024 | 後期 | 火5 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 小坂 浩之、竹内 龍介 | コサカ ヒロユキ、タケウチ リュウスケ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-SS5-3C53
履修条件・関連科目等
交通計画を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
輸送システムを供給する主体が、どのようなメカニズムでサービスを提供しているかを、ビジネスや政策等の観点から学習する。皆さんが⽇常利⽤している、鉄道、バス、航空等に加えて、船舶、トラック等も取り挙げ、経営内容、制度、新しいシステム等を理解する。
科目目的
輸送システムについて、利用者の視点のみではなく、供給者(事業者や政策立案者)の視点から、現状や課題を理解する。
到達目標
鉄道、バス、航空、船舶、トラック等の輸送システムの実際や課題に触れ、そのサービスがどのようなメカニズムで提供されているか理解する。
授業計画と内容
第1回 輸送システムの概要(小坂、竹内)
第2回 鉄道ビジネス1(日本の鉄道ビジネスの概況と動向)(竹内)
第3回 鉄道ビジネス2(日本での昨今の課題と海外鉄道)(竹内)
第4回 トラックビジネス(竹内)
第5回 宅配ビジネス(竹内)
第6回 バスビジネス1(日本のバスビジネスの歴史と実態)(竹内)
第7回 バスビジネス2(日本のバス事業者事例と昨今の実態)(竹内)
第8回 航空ビジネス(竹内)
第9回 タクシービジネス(竹内)
第10回 シェアモビリティビジネス(竹内)
第11回 海運・造船ビジネス(小坂)
第12回 旅客・クルーズビジネス(小坂)
第13回 港湾関連ビジネス(小坂)
第14回 ⾒学会(輸送システムの現場)もしくは講義(小坂、竹内)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の講義の対象になる輸送システムについて、課題、新しいサービス等を、授業前に各自で検討を行うこと。また、輸送システムの現場を訪問し、実際、輸送システムがどのように動いているか、自分の目で確認、学習する。(過去に総合宅配倉庫、航空会社機体整備場を訪問)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 輸送システムにおける実際の取り組みとその背景や問題を理解し、解決策に関して考察できる能力を評価します。 |
平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意⾒の表明、他の学⽣と協調して学ぶ態度等)の状況を評価とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は以下に所属している。
小坂浩之:海上技術安全研究所
竹内龍介:国土交通政策研究所
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
担当教員は、運輸関連の研究・コンサルタントに従事しているため、その経験を生かして実際の輸送システムを意識して授業を行う。
テキスト・参考文献等
毎回の授業において、各輸送システムに関してまとめた資料を提示する。