シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特殊講義Ⅰ | 2026 | 前期 | 土2 | 経済学部 | 有江 慎一郎 | アリエ シンイチロウ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM3-011X
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
経験豊富な証券投資の実務家によって実施される日本証券アナリスト協会寄附講座です。
近年、資産運用立国プランの下、資産運用会社の運用力の向上やガバナンス改善、アセットオーナーシップの改革など様々な取り組みが行われており、個人投資家に向けた取り組みとして、NISAの拡充化、恒久化が行われる一方、顧客の立場に立ったアドバイザーの普及・促進が課題として挙げられています。本科目では、資産形成を考える個人投資家に向けたアドバイスを行う際に必要とされる基礎的な知識・スキルを取得することを目的としています。
科目目的
本講座は、日本証券アナリスト協会「資産形成コンサルタント資格」教育プログラムに対応しています。資産形成コンサルタント資格は、金融機関への就職を目指す学生や金融機関入社2~3年目までの職員に向け、必要な知識、スキルを身に付けることができるよう設計されています。
到達目標
① 資本市場の役割・機能を理解し、金融資産の基本的な性質について説明できる。
② 金融資産のリスクとリターンの概念・特徴およびそれらを組み合わせることで期待できる効果を説明できる。
③ 「資産形成コンサルタント資格」試験に合格できるだけの知識とスキルが身につく。
授業計画と内容
下記スケジュールは授業の進捗に応じて変わることがあります。
第1回 イントロダクション、金融と資本市場
第2回 顧客と信頼関係を築く(参考文献:第1章)
第3回 資産運用市場(参考文献:第4章)
第4回 株式投資(参考文献:第9章)
第5回 債券投資(参考文献:第10章)
第6回 資産運用における財務諸表の活用(参考文献:第6章)
第7回 外国証券投資(参考文献:第11章)
第8回 資産運用の基本(参考文献:第5章)
第9回 統計学の基本(参考文献:第5章 補論1)とCAPM(参考文献:第8章)
第10回 ポートフォリオ理論(参考文献:第7章)
第11回 資産運用の基本的な枠組み(参考文献:第3章)
第12回 投資信託(参考文献:第12章)
第13回 新しい資産運用の在り方(参考文献:第2章)
第14回 まとめ・質疑応答
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
普段から資本市場の動向(株式・金利・為替)に関するニュース、書籍等に意識的に注意を払うこと。また、特に企業動向(コーポレートガバナンス、資本政策、M&A等)に関するニュースを目にした際には、その行動の背景などを考えてみる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 50 | 講義全体の理解度を確認するための期末試験を実施します |
| 平常点 | 50 | 授業内容に関するミニレポートを提出してもらうことがあります |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
適宜発言を求めながら「何故そのような仕組みになっているのか」「何故そのような制度が導入されているのか」など物事の根本の部分に関する思考・理解を広げる授業を行います。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1991年4月千代田火災海上保険(現、あいおいニッセイ同和損保)有価証券部への配属以降、現在のアムンディ・ジャパン(仏系資産運用会社)に至るまでの35年超にわたり、ポートフォリオマネージャーとして、また最終意思決定責任者として資産運用における証券投資判断に従事。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
投資判断者としての長年の経験に基づき、過去の事例、特に金融危機や急落相場などを例に挙げることで、具体的なイメージを持って資本市場や資産運用を理解することをサポートする。
また、金融業界・資産運用業界の動向にも言及することで、この業界で働くことへの理解も助ける。
テキスト・参考文献等
*【テキスト】
必要に応じてレジュメを配布します
*【参考文献】
「資産形成コンサルタント」 編著者:公益社団法人 日本証券アナリスト協会 出版社:ときわ総合サービス株式会社
「資産形成コンサルタント 資格試験問題集」 編著者:公益社団法人 日本証券アナリスト協会 出版社:ときわ総合サービス株式会社
その他特記事項
日本証券アナリスト協会「資産形成コンサルタント資格」取得を目指していなくても、投資・資産運用に興味のある学生の履修を歓迎します。特に本講座の内容は証券会社や銀行等で顧客への資産運用の提案を行う際、あるいは個人投資家として自身の資産形成を考える際に非常に役立つものと考えます。
経済学部の科目ではありますが、金融業界に興味のある学生であれば他学部からの受講も歓迎します。