シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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言語と文化B | 2024 | 前期 | 火4 | 経済学部 | 牧野 武彦 | マキノ タケヒコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-79BX
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
英語音声学:アメリカ発音概説と地理的・歴史的変異
英語の発音について、アメリカの標準的な発音を中心に、アメリカ発音における変異やイギリスなどほかの英語変種の発音についても併せて解説する。
科目目的
英語の発音について、アメリカの標準的な発音を中心に解説し、発音上達の一助とする。また、ほかの英語変種の発音についても解説することで、様々な英語の受容能力を高める。
到達目標
• 辞書などの音声表記を正しく使えるようになる
• 与えられた英語音声から、用いられているアクセントとイントネーションを記述することができるようになる
• 上記2件を活用して、自身の発音をわずかでも上達させる
授業計画と内容
第1週 序論
第2週 日本語のアクセントとイントネーション
第3週 英語のアクセント
第4週 英語のイントネーション
第5週 一般音声学:母音の分類
第6週 一般音声学:音声器官、子音の分類、副次調音
第7週 日本語の音素体系
第8週 英語の母音
第9週 英語辞典に見られる発音表記
第10週 英語の子音
第11週 英語の音連続、連続発話における音変化
第12週 他の英語変種の発音
第13週 英語のつづり字と発音の対応関係
第14週 総括
毎回の小テスト(聞き取り・書き取り・発音など)で理解を確認する。受講者数が十分に少なく、かつ、口の動きを見るためにマスクを外しても問題ない情勢であれば授業内での発音訓練を行うが、それが可能になるかどうかは授業開始後に判断する。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業の準備として、教科書の指定部分および別途指定する資料を読んでおくこと。授業内で発音訓練ができない場合は(できる場合でも)テキストの該当部分を用いて自主的に発音練習をすること。また、扱った内容を常に音声表記によって確認すること。講義内容を把握しているかどうかは次の回の小テストによりチェックする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 最終レポート。授業内容に基づいた音声表記30%、論述30%とする。 |
平常点 | 40 | 前回の講義内容の理解を確認するための小テストによる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
講義では、説明した内容の実践を受講者に常に求めます。小テストの結果についても、講義に対するリアクションとして位置付け、次の回の授業の最初における振り返りの材料として使います。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
講義の一部で音声分析ソフトを活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
牧野武彦『日本人のための英語音声学レッスン』(大修館書店)ISBN: 978-4-469-24503-5
参考文献:
牧野武彦『文レベルで徹底 英語発音トレーニング』(研究社)
竹林滋『英語音声学』(研究社)
Edgar W. Schneider ほか編, A Handbook of Varieties of English, Volume 1: Phonology (Mouton de Gruyter)
Kara Becker 編, The Low-Back-Merger Shift: Uniting the Canadian Vowel Shift, the California Vowel Shift, and Short Front Vowel Shifts across North America (Publication of the American Dialect Society 104)