シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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精密工学論文研修第三 | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 中村 太郎 | ナカムラ タロウ | 2年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SG-ON5-4A03
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本研究室ではソフトロボティクスとバイオミメティクスロボットに関する研究を行っている。ソフトロボティクスは人工筋肉の開発や機能性流体を用いた柔らかいマニピュレータの開発と制御を主としている。また、バイオミメティクスロボットはミミズ、アメンボ、カタツムリ等の生物を規範としたロボットを開発することで、宇宙や医療、海底資源探査、極限環境での検査ロボット等の開発を行っている。
すべての研究は設計開発から制御まですべての要素が必要となり、これらを習得していく。
科目目的
様々なメカトロニクス機器やロボットの研究開発を通じて要素技術だけでなくシステムインテグレーティブな思考を養うことを目的とする
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
・以下の二つを目標とする。
(1) 特定の研究分野について、最新情報を熟知するとともに、その研究分野の将来について十分な見識を持つ。
(2)研究を通じて新規な発見・発明を行い、その成果を論文や特許としてまとめる。
授業計画と内容
課題解決型の学習を行います。以下の三つの内容について、それぞれ5回程度にわたって授業を行います。(全14回)
1.教員による論文紹介:論文を読み方などについて解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2.学生による論文紹介:注目に値する論文をサーベイし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。併せて、このことを通して、学生自身が自分の研究の相対的位置づけを認識する。
3.研究進捗発表:定期的に自分の研究成果をまとめ発表し、研究室のメンバーとその成果について議論し成果の妥当性を検討する。併せて、以降の研究の進め方を発表し、その妥当性を議論する。
また、授業以外でも、通年で、論文講読、研究のまとめをおこなうとともに、解釈や進め方について教員や共同研究者、研究室メンバーとの議論を積極的に行い、得られた成果を論文や特許としてまとめる。
1 イントロダクション、論文研修第三について
2 前年度の振り返りとテーマ設定
3 教員による説明や論文紹介
4 学生による論文紹介
5 研究指導①
6 研究指導②
7 ゼミによる発表・討論
8 中間発表①
9 中間発表②
10 中間発表③
11 中間発表に対する質疑応答①
12 中間発表に対する質疑応答②
13 中間発表に対するまとめ
14 論文研修第三の総括と論文研修第四に向けた課題設定
※日程は研究室学生と調整して決め、各回1.5コマの研究指導をする。進捗により変更の可能性もある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
践での研究を通して、バイオロボティクス・ソフトロボティクスの学習を努めてもらう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | レポートの提出状況や内容から総合的に評価する |
平常点 | 60 | プロジェクトへの取り組みや態度を鑑みて総合的に評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究分野の理解度と研究の進捗の程度によって評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。