シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経済入門 | 2025 | 前期 | 木4 | 経済学部 | 近廣 昌志 | チカヒロ マサシ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XX
履修条件・関連科目等
特別な条件はありません
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
経済学は現実との連関において捉えることが重要で,各経済主体,特に金融機関の仕組みを理解することも必要です。この講義では,原因と結果の接続を意識する能力を身に着けるため,理論と現象の理解をバランス良く理解できる能力を養います。
科目目的
この科目は,経済学部での学びの入り口として,経済学的な思考の基礎の修得を目的とします。
到達目標
①経済用語を正確に説明することができる
②経済現象を説くために必要な情報収集能力を得る
③経済学の系譜を説明することができる
④金利・割引現在価値等の基礎計算ができる
⑤簿記原理の基礎を理解することができる
⑥マクロ経済の基礎,金融の仕組みを理解することができる
授業計画と内容
第1回 日常の中にある経済学
第2回 金利・割引現在価値・機会費用の計算および「限界」の理解
第3回 多様な国民所得の測定
第4回 消費と貯蓄
第5回 風が吹けば桶屋が儲かる(乗数効果)
第6回 投資,利子
第7回 貨幣供給の仕組み
第8回 財政
第9回 金融・財政の総合
第10回 金融政策の誤解
第11回 オープン経済(外国為替の誤解を解く)
第12回 経済成長の理論
第13回 これまでの経済学に足りない観点を探る
第14回 経済社会を簿記原理で捉える
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 講義内容理解度を確認するためのレポートによる |
成績評価の方法・基準(備考)
「その他」は,中間および最終的な到達度確認の結果以外に,特に輝く取り組みが認められた場合は30点を上限として加点することがある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
井上義朗『読むマクロ経済学』新世社,2016,ISBN 978-4883842483
【参考文献】
・イングランド銀行(著)・村井 章子(翻訳)(2023)『イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章』すばる舎,ISBN 978-4799111529
・Rupal Patel, The Bank of England, Meaning(著)Can’t We Just Print More Money? : Economics in Ten Simple Questions, Penguin,2023,ISBN 978-1847943392