シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特別講義Ⅰ | 2025 | 後期 | 火4 | 経済学部 | 松浦 司 | マツウラ ツカサ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM2-011X
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
本演習ではExcelとRを用いてデータ分析のスキルを身に付けていきます。前半は、Excelを用いてデータを整理したり、統計分析の基礎となる標本や検定などについても理論と実践の両面から理解していきます。後半は、Rの基本的な操作を学んだ上で、回帰分析のテクニックを習得します。さらに、e-Statを用いて、パネルデータを用いた因果推論分析の基礎を理解していきます。
科目目的
科目目的は以下の3つである。第一に、講義科目で学んだ経済の知識を実際のデータで確認することができるようになること。第二に、講義科目で用いられた図表を出典元から入手して、自分で作成することができるようになること。第三に、仮説を自分で立てて、適切な手法で検証できるようになること。
到達目標
e-statなどの集計データをExcelとRという計量ツールを用いて、統計分析ができるようになること。また、統計量を理解したうえで、説明ができること。
授業計画と内容
第1回 Excelによる実習1:平均、分散、共分散
第2回 Excelによる実習2:相関係数と散布図
第3回 Excelによる実習3:平均の差の検定
第4回 Excelによる実習4:単回帰とt検定
第5回 Excelによる実習5:標準誤差やt値の理論的な説明
第6回 Excelによる実習6:重回帰分析1:基本
第7回 Excelによる実習7:重回帰分析2:交差項
第8回 Rによる実習1:データやパッケージの読込
第9回 Rによる実習2:基本コードによる作図
第10回 Rによる実習3:基本コードによるデータ加工
第11回 Rによる実習4:tidyverseを使った図表作成
第12回 Rによる実習5:tidyverseを使ったデータ加工
第13回 Rによる実習6:回帰分析と表の作成
第14回 Rによる実習7:パネルデータ分析
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 計量分析に関するレポートを提出すること |
平常点 | 60 | 授業に参加して、ExcelやRのコードを自分で書くこと |
その他 | 20 | 計量分析を用いた分析結果を発表すること |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
パソコンを使った演習が中心となる
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
第一回目の授業で説明する
その他特記事項
パソコンによる演習が中心の授業であり、遅刻するとついていけなくなりますし、遅刻した人に説明を再びすると、他の受講生の迷惑になるので絶対に止めてください。