シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特別講義Ⅳ | 2025 | 前期 | 火2 | 経済学部 | 中村 彰宏 | ナカムラ アキヒロ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM2-044X
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
この科目では、学生が主体的に経済学というツールを使ってみる経験を提供します。教員は、毎授業の前半で、公共経済学の概念を一つ講義します。その後、教員が当日講義した概念に関連した現実世界のディスカッショントピックを提示します。学生は、そのトピックについてグループディスカッションをします。
個々の履修者は、自由にトピックを選んで、授業で学んだことをベースに最終プレゼンテーションを実施します。
科目目的
ミクロ経済学とその応用についての基本的な考え方を学びます。
到達目標
経済学の基礎的な概念を習得する。経済学の基礎的なツールを用いて、現実の市場を分析する力を身につける。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:経済学者はどのように考えるか?
第2回 ディスカッションの進め方
第3回 消費者の行動を考える
第4回 供給者の行動を考える
第5回 経済学における市場の成果の評価
第6回 公正の考え方
第7回 日本経済の歩み1:一極集中
第8回 日本経済の歩み2:地域活性化
第9回 外部性
第10回 不確実性の担保
第11回 公共財とは
第12回 ネットワーク外部性
第13回 現実の市場の分析
第14回 最終プレゼンテーション
履修者と相談して、上記のコンテンツは変更される可能性もあります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
履修者は、講義後に講義で用いられたテクニカルタームなどについて、インターネット等を活用して復習することを期待します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 80 | ほとんどの講義では、短い講義に続いて、学生によるディスカッションを取り入れています。ディスカッションへの積極的な参加と発言内容で評価します。 |
その他 | 20 | 最終回に学生によるプレゼンテーションを実施します。プレゼンテーションの内容によって評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
状況に応じて、オンラインツールなどを積極的に活用します。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
総務省(郵政省)での勤務経験があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
特にICTの分野、具体的には、携帯電話市場やインターネットコンテンツ市場などで議論される政策視点について、具体的な政策事例を講義内で取り上げて議論します。経済学の理論を学ぶ中で、身近で具体的な政策を実例として理論にあてはめて考えることは、学んだことを応用できるようになるために有益だと考えています。
テキスト・参考文献等
講義ノートを配布します。
参考書等については、最初の講義でアナウンスします。
その他特記事項
この授業では、教員による講義に加え、ほとんどの授業で学生によるディスカッションを実施します。