シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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Lecture(ヒンディー・ウルドゥー語Ⅴ) | 2025 | 前期 | 木4 | 総合政策学部 | 拓 徹 | タク トオル | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-OW4-HU01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
ヒンディー・ウルドゥー語
授業の概要
この授業では、主に日常会話の言い回しと語彙で構成されているヒンディー語短篇小説の講読を通じて、実用的なヒンディー語力を身に付け、インド社会の機微について学びます。重要な文法事項については適宜、初級クラスなどで学んだ基本的な内容を復習します。
教材としては、ヴィノード・クマール・シュクラ(Vinod Kumar Shukla/विनोद कुमार शुक्ल)の短篇小説「散歩の連れ」(झुंड、1971)(短篇集『大学(महाविद्यालय)』所収)を使用予定です。場合によっては、シラバスに記載したもの以外の教材を採り上げることがあります。
ヒンディー語の一定の運用能力(CEFR B2程度)および現代インドの基礎知識を習得することを目標とします。
科目目的
ヒンディー語の運用能力(CEFR「自立した言語使用者」レベル)と現代インド社会の基礎知識を習得する。
到達目標
【コミュニケーション能⼒】
中級程度のヒンディー語の言語知識と運用力の習得。CEFRのB1.1~B1.2程度。
(「自立した言語使用者」のうち「習得しつつある者」レベル)
【多様性理解⼒】
現代インド社会の基礎知識を、ヒンディー語短篇小説を通じて習得する。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:シュリカント・ヴァルマーの詩「マガド」(मगध、1979)
第2回 短篇小説「散歩の連れ」(झुंड、1971、ヴィノード・クマール・シュクラ)講読1:イントロ+「私には時間があった」
第3回 「散歩の連れ」講読2:「一人の男が青い服を着ていた」
第4回 「散歩の連れ」講読3:「少し後、その青い服の男は・・・」
第5回 「散歩の連れ」講読4:「重要な点は、今回も左手に彼は・・・」
第6回 「散歩の連れ」講読5:「ちょうど私と同じように・・・一人の老人が佇んでいた」
第7回 「散歩の連れ」講読6:「一人の10歳くらいの少年が・・・」
第8回 「散歩の連れ」講読7:「1回目はダヒーが足りなかったのだろう」
第9回 「散歩の連れ」講読8:「このような状況下、青い服の人物がついに・・・」
第10回 「散歩の連れ」講読9:「私はあんた方を知らん」
第11回 「散歩の連れ」講読10:「知らないよ。最初は妻が言ったんだ」
第12回 「散歩の連れ」講読11:「青い服の人物はさっさと行ってしまった」
第13回 「散歩の連れ」講読12:「二人のおばさん方のサリーはいずれもカラフルだった」
第14回 総括・まとめ:前半の物語と文法事項
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
この授業は「予習」を重視します。
各回のテキスト指定箇所は、辞書などを用い、事前に自分で翻訳し、発音できるようにしておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 授業内容を踏まえつつ、ヒンディー語の運用能力を試験形式で判断します。 |
平常点 | 70 | 予習・復習を前提とする授業内での報告(音読・読解)をもとに判断します。「出席のみ」で加点することはないので注意して下さい。遅刻・欠席は減点材料となります。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
テキストおよび各種レジュメのPDFファイルを配布する。
【参考文献】
古賀勝郎、高橋明編『ヒンディー語=日本語辞典』(大修館書店), 2006. ISBN 978-4469012750
※ 図書館で閲覧可能 (総合政策学部 D829.8/Ko24 および 中央館 参考 D829.8/Ko24)
その他特記事項
ガイダンス・相談会を行うので、初回授業に必ず出席すること。