シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
課題演習Ⅱ | 2025 | 秋学期 | 木5 | 商学部 | 林 祥平 | ハヤシ ショウヘイ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-BS2-12XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:リーダーシップを実践する
私たちは日々集団の中で生活をしています。集団活動においてリーダーの存在、そしてリーダーシップの役割は非常に大きなものがあります。「リーダー」という言葉はどこか自分とは異なる存在を想起させてしまうかもしれませんが、リーダーシップについて理解を深めれば、自らリーダーを買って出ることも難しくなくなるはずです。そこで、この課題演習では、受講生がリーダーシップを理解し、自らが身を置く集団の中で発揮するためのコツを掴むことを目指します。
課題演習I(春学期)では、リーダーシップに関するテキストを輪読して知識を獲得し、ディスカッションを通じて理解を深めていきます。
課題演習II(秋学期)では、グループを組み、特定の集団におけるリーダーを対象に彼らにインタビューをしてもらいます。そのインタビューから見えてくる「リーダーシップを発揮するために必要な要素」をグループごとに明らかにします。グループ間での学びあいから、リーダーシップを破棄するには状況ごとにどのような行動や要素が求められるかの理解を深めていきます。
科目目的
この科目は、ベーシック演習Ⅰ・Ⅱで養成された基礎的な能力を、具体的なテーマに沿って応用・発展させることで、適応力・判断力・実践力を身につけ、他者と協働する能力を養うことを目的としています。
リーダーシップの発揮を求められる状況は多岐に渡ります。今後そういった局面に学生自身が立った場合、事前にリーダーシップを発揮するトレーニングを積んでおくことは非常に重要です。そのため、この課題演習ではリーダーシップについて学び、実践するための学びを得ることを目的とします。
到達目標
リーダーシップについて字面の知識に留まらず、「どうすれば集団を動かすことができるか」を想像できるようになることが到達目標です。想像できるためには、様々な具体的状況に即したリーダーシップスタイルであったり、リーダー行動を知らなければいけません。そのための輪読であり、インタビュー研究になります。
授業計画と内容
課題演習I(春学期)
第1回 ガイダンス
第2回 リーダーシップを考える
第3回 第2章「リーダーシップ研究の流れ」の発表とディスカッション
第4回 第3章「資質アプローチ研究」の発表とディスカッション
第5回 第3章に関連したワークとディスカッション
第6回 第4章「行動アプローチ研究」の発表とディスカッション
第7回 第4章に関連したワークとディスカッション
第8回 第5章「コンティンジェンシーアプローチ研究」の発表とディスカッション
第9回 第5章に関連したワークとディスカッション
第10回 第6章「変革型アプローチ研究」の発表とディスカッション
第11回 第6章に関連したワークとディスカッション
第12回 第7章「その他のリーダーシップ研究」の発表とディスカッション
第13回 第7章に関連したワークとディスカッション
第14回 ふり返り
課題演習II(秋学期)
第15回 改めてリーダーシップを考える
第16回 問題設定
第17回 調査準備:インタビュー内容を考える
第18回 調査準備:インタビュー分析を学ぶ
第19回 調査実施:インタビューイーにアプローチする
第20回 調査実施:実際にインタビューをする
第21回 分析①:リーダーシップを分析する
第22回 分析②:状況とリーダーシップの関係
第23回 分析③:理論との比較
第24回 考察①:理論を修整する
第25回 考察②:リーダーシップ発揮の要件
第26回 リーダーシップのチェックリスト作成
第27回 リーダーシップのチェックをしてみよう
第28回 ふり返り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
春学期には輪読を行います。輪読で扱う章のプレゼンを、担当になった学生にしてもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 授業への参加、講義中のディスカッションへの参加、プレゼンの内容などに基づいて評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】石川淳著『リーダーシップの理論』中央経済社
その他特記事項
ソフトウェアは利用しません