シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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物理学特殊論文研修Ⅵ | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 土屋 俊二 | ツチヤ シュンジ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-MP6-2A07
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近年、冷却原子気体や量子ドットといった人工的な系において、量子力学的な効果を制御することにより系統的に研究を行う試みがなされている。このような「人工量子系」の研究は、物性物理、素粒子物理、量子情報などの分野の融合した新たな研究分野を形成しつつあり、実験技術の進歩により今後更に盛んになると期待されている。当研究室では人工量子系における実験を念頭に、超伝導、超流動、ボース-アインシュタイン凝縮、近藤効果などの基礎物性から、量子コンピュータ、量子テレポーテーションなどの量子情報に関するトピックまで幅広く理論的研究を行う。
科目目的
量子凝縮系理論における基礎的な知識を身につけ、人工量子系における最先端の研究トピックについての文献や専門書を読んで理解することができる。教員と相談しながら主体的に研究を進め、オリジナルの研究成果を得ることを目指す。学会発表や論文執筆などの研究活動を行う。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
・学位論文としてほぼ最終の形にまとめることを目標に、学位の申請に向けた専攻内審査のための発表資料の作成や口頭発表の準備を行うことができる力を備えることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション、特殊論文研修Ⅵについて
第2回 研究成果の原著論文の作成①
第3回 研究成果の原著論文の作成②
第4回 研究成果の原著論文の作成③
第5回 原著論文の発表・討論①
第6回 原著論文の発表・討論②
第7回 原著論文の講評①
第8回 原著論文の講評②
第9回 博士学位論文の作成①
第10回 博士学位論文の作成②
第11回 博士学位論文の作成③
第12回 博士学位論文の添削指導①
第13回 博士学位論文の添削指導②
第14回 博士学位論文の完成
※日程は研究室学生と調整して決め、各回1コマの研究指導をする。進捗により変更の可能性もある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
輪講で用いる専門書や指定された論文を予習すること。輪講で自分が発表を担当する際には、他の受講生や担当教官の質問に答えられるように十分に理解してから発表に臨むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 量子凝縮系理論における基礎的な知識を身につけ、人工量子系における最先端の研究トピックについての文献や専門書を読んで理解することができるか。主体的に研究に取り組んだか。 |
平常点 | 50 | 量子凝縮系理論における基礎的な知識を身につけ、人工量子系における最先端の研究トピックについての文献や専門書を読んで理解することができるか。主体的に研究に取り組んだか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。