シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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政治学2 | 2024 | 秋学期 | 水3 | 法学部 | 山崎 望 | ヤマザキ ノゾム | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-PS1-002L
履修条件・関連科目等
現代政治理論2とあわせて受講してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
政治学の入門講義です。具体的な問題を素材にしながら、規範的(~べき)なテーマについて講義していきます。具体的には、自由主義(リベラリズム)、ナショナリズム、民主主義(デモクラシー)を中心に扱います。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の基本科目であり、1・2年次に配当されています。この科目を学習することを通じて、政治学を学んでいくにあたっての基礎知識を習得し、より応用的な政治学を学ぶために必要となる問題意識を体得することを目的とします。
到達目標
政治学を学んでいく上で、必要となる政治学の基礎知識と考え方を身に着けることが目的です。具体的な事柄を題材にして、身近なところにも政治に関わることがあることを認識し、歴史と理論の双方から、政治にを複眼的な観点から捉え、様々な考え方を知ることを通じて、自らの思考をふりかえりつつ、深めていくことを到達目標とします。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション 権力とは何か
第2回 自由主義(リベラリズム)の成立と変容
第3回 新自由主義(ネオリベラリズム)の席巻
第4回 新自由主義と格差社会化
第5回 共産主義
第6回 ナショナリズムと国民国家
第7回 多文化社会について考える(視聴覚教材使用予定)
第8回 ナショナリズムと多文化社会
第9回 ファシズム
第10回 民主主義(デモクラシー)の歴史的展開(1)~古代から19世紀まで
第11回 民主主義(デモクラシー)の歴史的展開(2)~20世紀を中心に
第12回 民主主義(デモクラシー)とポピュリズム
第13回 国際政治とグローバル化
第14回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
他にも教員から推薦された文献などがある場合は、積極的に取り組んでください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 講義についての理解度、複眼的に政治を捉えられているか、自分の考えを深められているか、を確認します。 |
平常点 | 30 | 講義への参加を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
講義で使用するレジュメは、前日までにmanabaに掲載予定です。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特定のテキストは使用せず、教員が作成するレジュメを中心に講義を進めます。
参考になる教科書として、下記をお勧めします。
田村哲樹・松元雅和・乙部延剛・山崎望、2017年、『有斐閣ストゥディア ここから始める政治理論』有斐閣