シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習2 | 2024 | 秋学期 | 水3 | 法学部 | 牧野 ウーヴェ | マキノ ウーヴェ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-002S
履修条件・関連科目等
モヨロ貝塚とオホーツク文化についてインターネットで調べ、まとめたノートを持参し、面接試験に臨んでください。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
縄文時代の埋葬文化の一例として、「キウス周堤墓群」を取り上げたいと思います。
さらに「里浜貝塚」や「大湯環状列石」も取り上げます。
科目目的
縄文・続縄文・擦文・オホーツク・アイヌ文化の紹介
到達目標
縄文・続縄文・擦文・オホーツク・アイヌ文化について理性的な議論を通して、理解を深めることを目的とする。
これと並行して、プレゼンテーション能力(パワーポイントのイラスト作成など)を高める。
授業計画と内容
前期は椙田光明『北方古代文化の邂逅 : カリカリウス遺跡』、後期は米村衛『北辺の海の民』を一緒に読み、授業内で議論を行います。余裕があれば、木村英明・本田優子編『アイヌのクマ送りの世界』を参考に、考古学から探るクマ送りについて学習します。課題では、参考文献に載っている図やグラフの理解に努めるようにしましょう。
後期
【モヨロ発見の物語】
第1回 オホーツクの海辺
第2回 モヨロ貝塚の発見
第3回 バリカンと考古学
第4回 博物館をつくる
【モヨロ貝塚の発掘】
第5回 北端の遺跡をねらえ
第6回 竪穴住居
第7回 貝塚のなかの墓
第8回 モヨロ人はどこから
第9回 発掘の波紋
【オホーツク文化の解明】
第10回 海洋狩猟民の道具
第11回 墓と人骨
第12回 オホーツク文化研究の深まり
第13回 オホーツク文化のなかのモヨロ貝塚
【まとめ】
第14回 モヨロ貝塚の現状とこれから
オプション
・パワーポイントの作成練習。各自好きなテーマを選んで発表。
・2泊3日の網走研修:モヨロ貝塚館、北方民族博物館、網走市立郷土博物館
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テーマに関連する資料・論文などの補助教材(pdf形式でアップロードする)を授業開始前に確認して十分にして授業に臨むこと。
状況によってはゼミ合宿を開催する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 85 | 出席を含む授業への積極的な参加度を重視する。 |
その他 | 15 | 学期末の発表で使用するパワーポイントを評価基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
①米村衛『北辺の海の民』(新泉社)
②木村英明・本田優子編『アイヌのクマ送りの世界』(同成社)
①、②についてはPDF配布を想定しています。