シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習2 | 2024 | 秋学期 | 木5 | 法学部 | 西住 祐亮 | ニシズミ ユウスケ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-002S
履修条件・関連科目等
条件は特にない。ただし授業時に、担当箇所について分かりやすく説明することと、内容に基づい
て考察を⾏うことは求められる。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アメリカ合衆国は、現在の世界において最も影響力のある国家と目され、日本にとって最も関係の深い国家のひとつでもある。アメリカの政治や外交に関する情報は、日本の新聞やテレビでも古くから盛んに報じられ、インターネットの発達はこうした情報の入手を更に容易にしている。しかしこうした情報量の多さは、時として一面的な見方や誤解を生むことにもつながり、結果としてアメリカ政治外交に対する理解をかえって難しくしている側面もある。
これらの点を意識した上で、この秋学期の授業では、アメリカの外交 (日米関係を含む) をテーマに据えて、基礎演習の授業を行う。
授業の進め方については、アメリカ外交に関する概説書をテキストに指定し、テキストを輪読する形式で進めていく。少人数の授業を想定しているので、担当者を毎回1人か2人決めて、担当箇所の内容紹介 (要旨) と、内容に関する感想・考察を述べてもらう。
また、学期末には、春学期・秋学期の学習の成果として、アメリカ政治外交に関する論文 (8000字から10000字程度) を執筆してもらう。
科目目的
アメリカ政治外交の基礎について正しく理解する。また、アメリカ政治外交をテーマに、一定の水準のレポート・論文を作成できるようにする。
到達目標
「科目目的」を参照。
授業計画と内容
第1回: イントロダクション
第2回: 担当教員による講義 (レポート及び論文の作成)
第3回: テキストの講読 (第1章、独立戦争など)
第4回: テキストの講読 (第2章、南北戦争など)
第5回: テキストの講読 (第3章、米西戦争など)
第6回: テキストの講読 (第4章、第一次世界大戦など)
第7回: 学期末論文の構想発表 (1)
第8回: 学期末論文の構想発表 (2) 続
第9回: テキストの講読 (第5章、大恐慌など)
第10回: テキストの講読 (第6章、第二次世界大戦など)
第11回: テキストの講読 (第7章、NATOの設立など)
第12回: テキストの講読 (第8章、朝鮮戦争など)
第13回: 学期末論文の概要発表 (1)
第14回: 学期末論文の概要発表 (2) 続
〈備考〉
「テキストの講読」の回で扱う章については、受講生と相談した上で変更する可能性がある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 学期末論文 |
平常点 | 20 | 出席数など |
その他 | 30 | 担当した際の作成資料及び口頭報告 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〈テキスト〉西崎文子 『アメリカ外交史』 東京大学出版会、2022年。