シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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電気・情報系特殊論文研修Ⅰ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 白井 宏 | シライ ヒロシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-SU6-AA01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
電波・通信工学の基礎研究、電磁波の放射、伝搬、散乱の問題に関連した最新のトピックスの問題を選び、その解決のための理論的なモデリングから、解析手法の選定、コンピュータ数値シミュレーション技術、ならびに実物あるいは縮小モデル等を用いた計測・測定技術についての研究指導を行います。最近の研究課題としては、高品質な移動体通信のための通信方式の研究、電磁波漏洩による影響範囲に関する研究、可視化に適した電磁波の伝搬・散乱解析の手法の検討や小型無線基地局からの電磁波の伝搬予測の研究等があります。
科目目的
本講義は博士課程後期課程の学位論文をまとめるための十分な知識を得ることを目的とします。
到達目標
自分の研究分野における先行の研究論文を正しく理解し、分析するだけでなく、その周辺分野の研究調査等により、自分の研究の位置づけをより明確にするように研究指導します。学部の卒業研究や大学院の博士前期課程における修士論文で行って来た研究内容をもとに、基礎理論及び応用研究に関連するトピックをいくつか選び、文献調査によって、それらに関連した研究内容を正しく理解し、多角的な分析能力をつけることを目標とします。
授業計画と内容
以下の内容について、週1回のグループ討論と、研究打ち合わせを基本とし、各指導教員が適宜効果的な指導を行います。
1回目:研究室の研究内容の全体説明
2回目:研究内容の方針討論1
3回目:研究内容の方針討論2
4回目:参考文献紹介1
5回目:参考文献紹介2
6回目:技術者倫理
7回目:執筆者としての倫理
8回目:知的財産権
9回目:図書館・文献情報システムの利用のしかた
10回目:論文構成
11回目:実験結果のまとめ方
12回目:計算結果のまとめ方
13回目:論文の組み立て
14回目:研究プレゼンのしかた
また授業以外でも、通年で、論文購読、研究のまとめをおこなうとともに、解釈や進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行い、得られた成果を論文としてまとめます。
学期末に「学位論文をまとめるための研究計画書」を提出します。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
課題として与えられた論文や研究ノートは、ほかの論文や参考文献を利用しながら、自分の知識でその文章が理解でき、また使われている理論式等が導出できるようにしておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 割り当てられた参考文献等を熟読し、それらの内容の概略をレポートとして提出します。そのレポートにより、どの程度理解しているかを判断します。 |
その他 | 50 | 講義時間中の発表と討論内容 |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
白井 宏、「理工系の技術文書作成ガイド」、コロナ社、2019年
ISBN978-4-339-07820-6
参考文献は授業の中で適宜指示します。