シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フランス語4b 2-34 | 2025 | 後期 | 火4 | 経済学部 | 岡本 倫典 | オカモト ミチノリ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-FR2-14bX
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
一年次に学習した初級フランス語文法を復習しながら、教科書の練習問題などを通じていっそうの表現力、応用力をつちかっていきます。さらにそれとは別に、フランス語で書かれた肩の凝らない内容の読み物も並行して読んでいきたいと考えています。
科目目的
後期は、前期に学習した内容を踏まえつつ、教科書をつかった学習をすすめるとともに、教科書とはべつのフランス語にもより多く触れ、文法運用能力だけでなく、幅広い教養をつちかっていきたいと思います。
平たく言えば、フランス語の表現力・応用力を身につけることがもちろん第一の目的です。それのみならず、第二外国語が最終外国語にならないような、将来必要や関心に応じてさらに外国語学習を始められるような語学の成功体験となることも目指しています。
到達目標
これまで学習してきた文法事項は、二十世紀の参考書的な比喩を用いるのであれば、フランス語征服のための最重要拠点ではありますが、あくまで点です。そこで、基本的文法事項の点と点を結び、線で繋ぎ、その線と線とが面を作って、立体的な仕方でフランス語の運用能力を身に着けることが到達目標です。
また、そうしてフランス語の構造を有機的に把握することで、フランス語と歴史的言語系統的に密接な関連を持つ英語の学習・理解のためにも、ブレイクスルー的効果を生み出すことを副次的目標としています。
授業計画と内容
後期も全14回です。
1. 第7課(1)強調する、自然現象・必要、人・事物の形容1
2. 第7課(2)人・事物の形容2、事柄にともなう行為、原因、相手との関係
3. 第8課(1)現在までのこと2、過去のこと、ひとの発言1
4. 第8課(2)ひとの発言2、過去のこと(展開中)、現在との対比
5. 第9課(1)過去の出来事と背景、近接未来・過去
6. 第9課(2)事柄をとりまく状況、過去のある時点までのこと、過去の発言
7. 第10課(1)未来のこと、未来のある時点までのこと
8. 第10課(2)過去から見た未来のこと、未来を展望する過去の発言、相手への配慮
9. 第11課(1)時間的な状況、~する前・後に、目的と結果
10. 第11課(2)理由と対立、現実性のある仮定・ない仮定
11. 第12課(1)~される、現実性の程度
12. 第12課(2)思う、主観的な評価、気持ち
13. ここまでの学習のまとめ、登場しなかった主に文語的な事項たちの顔みせ
14. 後期の学習のまとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
外国語を学習する上では予習よりも復習が肝心になります。
もちろん、予習として教科書の下読みをして来るのにこしたことはありませんが、授業後に文章の意味や文法事項を理解した上で改めて見直し、またダウンロードした音声を聞き直す復習に重点を置いてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 70 | 基本的な文法事項を理解し、最重要の動詞の活用、単語を身につけているか。 それらを駆使する応用力があるか。 |
平常点 | 30 | 授業への参加による。 |
成績評価の方法・基準(備考)
① 授業への取り組み30%
② 期末試験の結果 70%
なお、欠席回数が5回を越えると、評価の対象から外されてしまうことがありますので、気をつけてください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業の中で、練習問題への解答や、課題についての発表する機会を設けます。それに対して教員からの講評を行い、また他の受講生の方からも見解を出してもらい、双方向型の授業を行います。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:曽我裕典『ことばのしくみ フランス語(三訂版)』、白水社。
その他特記事項
参考URL
特になし