シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 B | 2024 | 春学期 | 月1 | 法学部 | 中村 文紀 | ナカムラ フミノリ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
大学では、自ら主体的に研究を行い、積極的に議論をし、自分の考えについて論文を書けることが求められます。この演習では、これらに必要な技術を、身近なテーマである「ことば」をテーマに練習します。まず大学での学びに必要である技術を一通り紹介し、その後それらを実際に使うことで慣れましょう。春学期は、与えられた課題に関して個人あるいはグループで調査を行い、その結果を考察し、そして発表を行います。秋学期は、さらに一歩進めて、自分でリサーチテーマを見つけ、それに関するレポートを執筆します。
科目目的
本演習の目的は、大学の学びに必要なアカデミックスキルおよびリテラシーを修得することです。
到達目標
本演習のより具体的な目標としては、自分の興味あるテーマについてリサーチを進めて論文をかけるようになることを設定しています。そのための下位目標を以下のように設定します。
1. 特定のトピックについて、建設的に議論することができる。
2. 各種リソースを参考にしながら、様々な角度から検討した上で論文を執筆することができる。
3. 上記2点を行う上で必要な作業を行うことができる(議論、文献調査、レポートの書き方等)。
春学期は1に焦点を当て、秋学期は2に焦点を当てる予定です。
授業計画と内容
第1回 大学での学びとは:問いを見つける、根拠ある主張を行う、他者と協働する
第2回 ノートテイキング:ノートを取る目的、要約と引用、自身のアウトプット(レポート等)作成との関係
第3回 ディベート:建設的な議論とは、良い質疑応答、禁止事項(ad hominem等)
第4回 文献の扱いについて:文献検索、引用と剽窃、ブックレビュー
第5回 プレゼンテーションとレポートの基本:その共通点と違い
第1回課題(グループ):社会言語学入門と言語にまつわる諸問題
第6回 基本文献紹介とブレインストーミング
第7回 問題の絞り込み、文献調査
第8回 結果と考察
第9回 グループ発表と報告書執筆
第2回課題(個人):(国内外における)言語政策の諸問題(言語権、教育権、情報保証など)について
第10回 基本文献紹介とブレインストーミング
第11回 問題の絞り込み、文献調査
第12回 結果と考察
第13回 発表と報告書執筆
第14回 まとめ
受講者の要望や理解度などによって計画は柔軟に変更されます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 最終課題 |
平常点 | 70 | 議論内での貢献、発表とその時の資料、提出報告書等 |
成績評価の方法・基準(備考)
原則として、欠席3回以下であることを単位取得の条件とします。
欠席については以下の通りとします。
1. 出席できないことを証明する書類がある場合など、教員が欠席するのに合理的な理由があると判断した場合には配慮を行う。小テストなど授業内課題については、評定項目から外すか追加課題を課す。
2. 事情があることを授業前に自己申告し、またそれが相当の理由である場合には遅刻相当とする。追加課題を課す。
3. 事前連絡がない場合は、欠席1回とする。追加課題は基本的に行わない。
遅刻・早退については、2回で欠席1回と数える。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
適宜授業内で紹介します。