シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 B | 2024 | 春学期 | 木1 | 法学部 | 秋山 嘉 | アキヤマ ヨシミ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「文化」という、誰もが知っていると思っているはずのもの/ことについて、あらためて考えてみよう。身の回りの何気ないことにもそのままつながりうる文化事象について考えてみたいと思う。
文化とは一体何なのか、文化を論じるとはどういうことなのか。そのような批評的意識を常にもちながら考えを進めてもらうつもりである。
フィードバックによって具体的個別のレベルと全体的なレベルとの往復を行う。
そういう具合にして授業をともにするために、検討プロセス後に共有材料を使って、互いの見方を提示しあうことをしてみる。言語(批評的文章)あるいは映像などの具体的作品の若干を、共通対象として取り上げて、それを考察のきっかけにしたい。自分の目で見、耳で聞き、それについて考え、他人の意見を参照し、文献も調べて、自分の感想・意見を他人に伝え、自分の体験を豊かにしていく作業をしてほしい。常識や権威的言説にとらわれない感受・考察を期待している。それを履修者に書いて提出してもらい、また、グループワークなども使って考え顧みる機会を随時設ける。履修者の関心や反応にも応じる展開も可能な範囲で視野に入れたい。文献の要約・紹介・批判も必要に応じて担当してもらう場合がある。
各自がテーマを決めて、最終的に1つのまとめのレポートを書くことになる。
科目目的
自らの問題意識を明確に持ち他者を理解するために必要な、基本的な態度と知識を養い獲得することを目指す。
到達目標
あるテーマについての文献・資料を扱う際の、以下のような基礎的能力を養うこと
・必要な文献・資料を自ら探し出すこと
・対象の内容を正確に把握し、それについて問題意識を持って考察・検討すること
・その結果を他者に論理的かつ明確に伝わるように表現すること
授業計画と内容
(1)オリエンテーション(自己紹介その他)
(2)学期予定の説明
(3)一般的注意:検索についてなど
(4)題材について
(5)プレゼンテーションについて(説明と準備)
(6)検討1:素材提示
(7)1について:各自の意見提示
(8)1について:文献講読練習とディスカッション
(9)1について:まとめ
(10)検討2:素材提示
(11)2について:各自の意見提示
(12)2について:文献講読練習とディスカッション
(13)2について:まとめ
(14)全体のまとめと反省
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 最終レポートとして |
平常点 | 60 | 通常週(最終週以外)における発表・応答などへの取り組み(小レポートも含まれる) |
成績評価の方法・基準(備考)
以下のように1と2を総合して評価する。
1:最終レポートとして(40%)
2:通常週(最終週以外)における発表・応答などへの取り組み(60%)
特に2については、毎週の授業において、発表課題の趣旨に応じた準備をしっかり行い、教室の場での応答に真摯に取り組む努力を十分したかどうか、に重点を置く。
以上のような姿勢でよく出席することが必須である。
比率は当該学期の事情・条件によって若干変わることがある。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
個別特定のフィードバックは行わないが、授業時および追加の配信によって理解が進むよう配慮・工夫している。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
配付資料使用。
その他については、必要に応じて、授業時あるいはその前にコースニュース等で連絡する。
その他特記事項
主体的に取り組んでほしい。特別な知識は前提としないが、よく聞きよく知り理解しようとする、そして自分の頭で考えようとする真摯でねばり強い意欲が肝要である。