シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
専門演習A2 | 2024 | 秋学期 | 水5 | 法学部 | 高橋 正樹 | タカハシ マサキ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-016S
履修条件・関連科目等
(1)「発展途上世界の政治1・2/第三世界論1・2」と「地域研究 東・東南アジア」を履修(受講)してください。
(2)できるだけ多くの政治学、国際関係論関係の科目を履修(受講)してください。
(3)3年・4年とゼミを続け、4年次ではゼミ論(卒論)の提出を履修条件とします。
(4)他に4年次に「ゼミ論(卒論)」を書く必要のある授業を履修している場合は相談してください。
(5)授業の一環である合宿に参加してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
(1)途上国の政治体制(民主主義と権威主義)について学びます。いま、世界的に民主主義の後退もしくは劣化が話題になっています。
(2)米中関係、東アジア国際関係、国際協力やグローバリゼーションなど広く国際関係を学びます。現在は、中国の台頭とアメリカの後退による国際構造の変動期にあります。
(3)4年の卒論のテーマは、国際関係、外国研究、国際協力に関するものであれば学生の自由な選択を尊重します。
(4)授業形式は、毎回全員に求められる課題を元に、3~4人のグループ・ワーク(議論)を併用しながら活発な議論をします。
(5)英文のテキストも読みます。
(6)3年次は、通常のゼミの後に続けてサブゼミを行います。また、その分の事前学習が求められます。
科目目的
(1)2年間のゼミの最終目標は卒論(ゼミ論)を完成することです。
(2)3年次のゼミでは、卒論作成のための国際的な諸問題についての問題意識を高め知識を深めます。
(3)英語のテキストを使用することにより、英語の論文や記事を読むことに慣れるようにします。
到達目標
卒論完成までの学修を通して、卒業後の様々な機会において必要となる、より総合的な「情報収集の仕方」「文章の書き方」「議論の仕方」「ものの考え方」を修得することを到達目標にします。
授業計画と内容
3年秋学期
1回:米国の後退・中国の台頭を中心とした国際関係についての日本語の本の1章を輪読します。
2回:米国の後退・中国の台頭を中心とした国際関係についての日本語の本の2章を輪読します。
3回:米国の後退・中国の台頭を中心とした国際関係についての日本語の本の3章を輪読します。
4回:米国の後退・中国の台頭を中心とした国際関係についての日本語の本の4章を輪読します。
5回:米国の後退・中国の台頭を中心とした国際関係についての日本語の本の5章を輪読します。
6回:現代の国際関係についての英文論文(1~10ページ)を輪読します。
7回:現代の国際関係についての英文論文(11~20ページ)を輪読します。
8回:現代の国際関係についての英文論文(21~30ページ)を輪読します。
9回:学期末レポートの書き方
10 回:学期末レポートの構想ノート報告(Aグループ)
11 回:学期末レポートの構想ノート報告(Bグループ)
12 回:学期末レポート報告(Aグループ)
13 回:学期末レポート報告(Bグループ)
14 回 :学期末レポート報告(Cグループ)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 30 | 学期末レポート |
平常点 | 70 | 毎週の課題提出やゼミでの議論への積極的参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは途上国政治や国際政治経済についての日本語論文と英語論文を使用しますが、詳細は授業中に提示します。
その他特記事項
(1)所属学科に関係なく、広く国際政治や途上国政治に関心のある学生を歓迎します。
(2)3年秋学期から留学予定の学生も歓迎します。毎年、交換留学予定者が複数います。
(3)授業の一環である合宿には参加してください。詳細は4月に決めますが、合宿は9月中旬に予定していますので、日程の調整と費用の準備は事前にお願いします。
(4)ゼミ論(卒論)を非常に重視しますので、4年次で卒論に真剣に取り組むことが求められます。
(5)勉強だけではなく親睦も深め、ゼミを通じて大学生活が楽しくなります。