シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際学 | 2024 | 春学期 | 木5 | 法学部 | 都留 康子 | ツル ヤスコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-NR1-001L,JU-NR2-001L
履修条件・関連科目等
高校レヴェルで世界史の知識があるもの、あるいは少なくとも学習する意欲があるもの。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
国際機関などの英語の一次資料を用いる。
授業の概要
国際関係のさまざまな事象を分析する上で必要となる歴史、背景となる思想、そして分析ツールとしての国際政治理論の基礎を学ぶ。基本的な概念の習得は言うまでもなく、入門的な講義を行うことによって国際的な視野を広め、我々が日々のニュースで目にするさまざまな国際事象についての関心と理解力を深める。
科目目的
国際関係のさまざまな事象についての関心をもつこと、そして、客観的に分析するための基礎概念や歴史的背景を学習し、問題の相互の関連性を把握し国際秩序について幅広く考えられるよう基礎学力を身につけることを目標とする。国際関係における日本の立ち位置、役割についても積極的に論じられる能力を涵養する。
到達目標
国際政治で起きている事象を、日本と関連付け、身近な問題として理解し、客観的に分析できるようになること。巷にあふれる情報を批判的にとらえ、自分で考える能力を持てるようになること。
授業計画と内容
1. イントロダクション
2. グローバリゼーションとは何か -その光と影
3. テロリズムを考える(前半)
4. テロリズムを考える(後半)
5. 冷戦と冷戦後を考える
6. パレスチナ問題を考える
7. ナショナリズムを考える
8. 国際政治のアクターを考える①国際機関
9. 国際政治のアクターを考える②NGO
10. 国際政治のアクターを考える③企業
11. 日中関係を考える
12. 中国の海洋進出と日本を考える
13. 米中関係を考える
14. まとめ
なお、項目によっては2週の授業に渡るものもあり、授業数は全部で14回である。
2022年のロシアによるウクライナ侵攻、2023年のイスラエル・パレスチナ紛争の激化など、想定外のことがおき、その状況も変化するため、項目の入れ替えや、講義順序の変更もありうる。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
新聞の国際面を毎日読むこと。レジュメは当日の授業時間内に配布するが、マナバに補足の資料を前日からアップしているので、必ず目を通し、予習・復習に利用すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 授業内容の理解度を論述形式の問題で確認する。 |
その他 | 20 | 授業中のリアクションペーパーやミニレポートの提出。 |
成績評価の方法・基準(備考)
リアクションペーパーやミニレポートは出席点ではないので、内容を吟味する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
滝田、大芝、都留編著『国際関係学』(第3版補訂版〕)有信堂、2023年。いくつかの版があるが、必ず2023年度版を入手のこと。
その他特記事項
授業は開始のチャイムと同時に始める。遅刻や私語については厳しく対応する。