シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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地域研究 その他の地域(南アジア) | 2024 | 秋学期 | 水2 | 法学部 | 三輪 博樹 | ミワ ヒロキ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-PS3-033L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業の前半では、1990年代までのインドの国内政治の動向、インドの国内政治と社会的・経済的な要因との関わりなどについて講義を行います。後半では、インド以外の南アジア主要国の政治と社会、インドの外交政策、南アジア地域およびインド太平洋地域の国際関係などについて講義を行います。できるだけ最新の動向を紹介するとともに、現在の動向がどのような歴史的経緯によってもたらされているのかを明らかにします。各回(第1回を除く)の授業の終了後に、小テスト(400字程度の記述式)に回答していただきます。小テストでは、当日の授業の内容にもとづいて課題を提示し、それに対して各自の考え方や意見などをまとめていただきます。この科目ではすべての回で面接授業を行いますが、小テストの回答はオンライン(manaba)で提出していただきます。
科目目的
この科目では、(1)インドを中心とする南アジア主要国の政治と社会、(2)インドの外交政策と南アジア地域の国際関係、(3)インドと南アジア地域から見たインド太平洋地域の国際関係、の3つについて学んでいただきます。わが国は現在、「インド太平洋地域」を、外交面でも戦略面でも非常に重視しています。南アジア地域とインド太平洋地域の国際関係について知ることは、わが国の外交政策を理解する上でも役に立つはずです。
到達目標
南アジア主要国の政治と社会、南アジア地域とインド太平洋地域の国際関係などに関して、それぞれの関連性も含めて包括的に理解することと、現状や今後の見通しなどについて自分なりの分析ができるようになることを目指します。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
■インドの国内政治
第2回 政治制度と民主主義
第3回 カーストと政治
第4回 宗教と政治
第5回 イデオロギーの対立とその歴史的経緯
第6回 政党政治における変化とその要因
第7回 経済政策とガバナンス
■南アジアの国際関係
第8回 パキスタンの政治と社会
第9回 スリランカの政治と社会
第10回 バングラデシュの政治と社会
第11回 ネパールの政治と社会
第12回 独立後のインド外交の特徴
第13回 インド太平洋地域の国際関係
第14回 南アジア地域の国際関係と地域協力
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で使用するレジュメや資料は、各回の授業の1週間前までにmanabaで公開します。これらのレジュメや資料を事前に読み、疑問点などを明らかにしておいてください。また、新聞をできるだけ毎日読むなどして、インドや南アジア地域だけでなく、現在の世界の国際情勢や日本国内の政治の動きなどについても、広く関心を持つようにしていただきたいと思います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 学期末に提出していただくレポート。詳細については、第1回目の授業のときに説明します。 |
その他 | 40 | 各回の授業の終了後に行う小テストの合計点。1回あたり3点満点とし、3点×13回≒40点満点として計算します。詳細については、第1回目の授業のときに説明します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書や参考文献は指定しません。各回の授業の際に、レジュメや関連する資料などを配布します。