シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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コミュニケーション論 | 2024 | 春学期 | 月5 | 法学部 | 高橋 徹 | タカハシ トオル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-CS1-001L
履修条件・関連科目等
1年生から受けられるメディア政治系の科目として、「メディア・コミュニケーション論」(秋学期)、「専門総合講座A1 現代社会と新聞」(秋学期、読売新聞社との提携講座)がある。メディア政治コースに関心のある人には、これらの講義の受講を勧める。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、コミュニケーション論の基礎論的な内容を中心に取り上げる。まずコミュニケーション論の基本的な視点やパーソナルな対人関係に関する基礎的な研究を紹介する。次いで、より力動的な人間関係を分析する題材として家族関係について取り上げ、さらに組織コミュニケーションを取り上げることで、人間が集団のなかで行うコミュニケーションについて理解を深める。最後に、社会学的コミュニケーション論について説明することで、社会研究の視点としてのコミュニケーション論について学ぶ。
科目目的
コミュニケーション論の基礎的な視点を学ぶとともに、友人関係や家族のような親密圏、組織・集団のコミュニケーション論、社会学的コミュニケーション論の主要な知見を習得することを目指す。
到達目標
コミュニケーション論の視点から現代社会について考察する力を獲得する。
授業計画と内容
1.導入—コミュニケーション論のテーマ
2.コミュニケーション論の3つの視点
3.言語的・非言語コミュニケーション
4.対人魅力と人間関係
5.集団所属と対人評価
6.自己開示と自己呈示
7.自己観察(自己意識)とコミュニケーション
8.家族システムのコミュニケーション論
9.家族システム論のキーワード
10.小集団と組織のコミュニケーション
11.集団内コミュニケーションの力学
12.コミュニケーションと社会(群衆論・公衆論・社会的分業論)
13.社会学のコミュニケーション論1(社会的行為論、相互作用論、社会システム論)
14.社会学のコミュニケーション論2(近代社会と道徳的コミュニケーション)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
提供するテキストには、参考文献を記載しているので、テキストの内容をさらに詳しく学びたい場合は、それらの文献も参考にしてほしい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各回の講義内容に関する課題の提出、講義中アンケートへの回答などの講義への積極的参加の姿勢をもとに評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
個別の質問には、メールにて対応する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
担当教員が作成したテキストを毎回コースコンテンツから配布する。
【参考書】(コミュニケーション論に関する一般的な参考書)
末田清子/福田浩子『コミュニケーション学―その展望と視点(増補版)』、松柏社、¥2,000
日本コミュニケーション学会編『現代日本のコミュニケーション研究』、 三修社、¥3,600
船津衛『コミュニケーション・入門(改訂版)』、有斐閣、¥1,700
岡野雅雄『わかりやすいコミュニケーション学:基礎から応用まで(改訂版)』、三和書籍、¥2,400