シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅱ | 2025 | 秋学期 | 水1 | 商学部 | 森谷 暢 | モリヤ トオル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-02XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
身体トレーニングの科学
(春学期)
本演習では、運動生理学およびトレーニング科学関連の専門書を講読し、その内容を要約し、PCを活用して発表するという作業を繰り返してきます。すなわち、科学的な文献の読解能力を高め、プレゼンテーションソフト(マイクロソフト社製パワーポイントなど)を活用したプレゼンテーションスキルの改善をはかります。
(秋学期)
本演習では、総説集や科学論文雑誌を抄読し、その内容を本授業独自の「執筆要項」にしたがってまとめてもらいます。すなわち、論文の作成法について学びます。なお、春学期では個人での取り組み、秋学期ではグループワークによる取り組みで授業を展開していく予定です。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
①運動生理学およびトレーニング科学関連の専門書を講読しすることで、科学的な文献の読解能力を高める。
②プレゼンテーションソフト(マイクロソフト社製パワーポイントなど)を活用したプレゼンテーションスキルの改善をはかる。
③体力科学・自然科学系の論文作成に有益となる基礎能力を養う。
到達目標
(春学期)
本演習では、ヒトが持つ体力や技術がトレーニングによってどのように変化するか、そのメカニズムについて追求していく過程で、科学的資料・文献を活用した調査能力を高めると共に、プレゼンテーションスキルを改善することを目標としています。
(秋学期)
本演習では、ヒトが持つ体力や技術がトレーニングによってどのように変化するか、そのメカニズムについて追求していく過程で、科学的資料・文献を活用した調査能力を高め、プレゼンテーションスキルを改善し、さらには論文作成に必要となる基礎能力の獲得を目指します。
授業計画と内容
1. オリエンテーション
2. パワーポイントを使った自己紹介(1)
3. パワーポイントを使った自己紹介(2)
4. トレーニング科学に関する文献調査法について
5. 図書館の活用法
6. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(1)
※トレーニングによる減量法など
7. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(2)
※トレーニングによる増量法など
8. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(3)
※トレーニングによるスポーツ技術改善法など
9. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(4)
※足関節のスポーツ傷害の対策法など
10. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(5)
※膝関節のスポーツ傷害の対策法など
11. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(6)
※肩関節のスポーツ傷害の対策法などー婦2
12. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(7)
※持久力向上のためのトレーニング法など
13. パワーポイントを活用したプレゼンテーション<文献研究成果の発表>(8)
※瞬発力改善のタメのトレーニング法など
14. まとめ<自己のプレゼンを振り返る>
(秋学期)
1. トレーニング科学系学術論文の読み方
2. トレーニング科学に関する文献調査法について
3. グループワーク(トレーニング科学に関する総説作成)に関する研究指針発表
4. グループワーク<研究計画発表>(グループ1;トレーニング生理学から主題選んだ場合)
5. グループワーク<研究計画発表>(グループ2;スポーツ栄養学分野から主題を選んだ場合)
6. グループワーク<研究計画発表>(グループ3;スポーツ傷害の予防改善を主題とした場合)
7. グループワーク<中間発表>(グループ1;トレーニング生理学から主題選んだ場合)
8. グループワーク<中間発表>(グループ2;スポーツ栄養学分野から主題を選んだ場合)
9. グループワーク<中間発表2(グループ3;スポーツ傷害の予防改善を主題とした場合)
10. グループワーク<トレーニング科学に関する総説発表>(グループ1;トレーニング生理学から主題選んだ場合)
11. グループワーク<トレーニング科学に関する総説発表>(グループ2;スポーツ栄養学分野から主題を選んだ場合)
12. グループワーク<トレーニング科学に関する総説発表>(グループ3;スポーツ傷害の予防改善を主題とした場合)
13. グループワーク(総説)の評価
14. まとめ<グループで作成した論文を振り返る>
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ヒトが有する身体機能やトレーニングにまつわる「なぜ?」の追求を徹底的に行っていきます。そのため、本演習履修者には、科学的資料の収集や、発表資料の作成に十分な時間を割くことが要求されます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 40 | 本演習では、「全ての授業を受講すること」を前提とします。その上で、積極的に討議へ参加したり、発言(質問・意見等)することで、授業毎の平常点を得ることができます。 |
その他 | 60 | 春学期では、パワーポイントを使用したトレーニング科学に関する文献研究成果のプレゼンテーションにより、また、秋学期ではグループワークとして取り組むトレーニング科学に関する「総説」の内容によって評価します。この点については、下記も参照して下さい。 |
成績評価の方法・基準(備考)
(春学期)
本演習では、授業への参加状況や討議への参加といった平常点による評価が40%、トレーニング科学に関するプレゼンテーションに対する評価が60%となります。後者については、プレゼンテーションそのものに対する評価のみならず、プレゼンテーションのために実施した調査内容、さらにはプレゼンテーション資料の完成度についても評価対象とします。
(秋学期)
本演習では、授業への参加状況や討議への参加といった平常点による評価が40%、トレーニング科学に関する学術論文を中心とした文献研究への取り組みや、その成果を投稿規定にしたがってまとめる「科学的総説」による評価が60%となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
履修者に予め揃えてもらうテキスト・文献は特にありません。
その他特記事項
[募集人数]
18名
[ソフトウェア]
マイクロソフト パワーポイントなどのプレゼンテーションソフト
マイクロソフト ワードなどのワープロソフト