シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
外書講読(政治学)A2(英)/外書講読(政治学)B2(英) | 2024 | 秋学期 | 金3 | 法学部 | 西住 祐亮 | ニシズミ ユウスケ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-021S
履修条件・関連科目等
条件は特にない。ただし授業時に、英文内容について分かりやすく説明することと、内容に基づいて考察を行うことは求められる。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
インターネットの発達は、各国政治・国際政治に関する情報の入手を容易にする反面、大量の情報にどう向き合うのかという難題を我々に突きつけている。こうした環境では、英文記事・報告書を正確かつ早く読むことに加え、大量の情報を取捨選択することが重要になってくる。
これらの点を意識した上で、この春学期の授業では、アメリカの外交 (日米関係を含む) をテーマに据えて、講読を行う。
授業の進め方については、事前に担当者を決める形式はとらず、授業時にランダムに指名する形式を予定している。指名された受講生に求められるのは、①担当箇所の内容紹介と、②文献に関する考察である。また授業の過程で、担当教員が関連する内容について、簡単な講義を行うことも考えている。
扱う英語文献 (記事や論考など) については、基本的に担当教員が幾つか示して受講生に選んでもらうが、受講生の側が主体的に提示することも歓迎する。
〈備考〉
受講者数が少ない場合は、受講生と相談した上で、「授業の進め方」を変える可能性がある。
科目目的
「授業の概要」の部分で触れた、英語文献を正確に読む能力の向上を目指す。加えて適切な訳語を探し出す能力、英文を自然な和文に置き換える能力、文献の内容に批判を加える能力、内容から問題を提起する能力などの向上も視野に入れたい。
到達目標
「科目目的」を参照。
授業計画と内容
第1回: イントロダクション
第2回: 担当教員による講義
第3回: アメリカ外交の基礎に関する文献の講読 (1)
第4回: アメリカ外交の基礎に関する文献の講読 (2) 続
第5回: 米中関係に関する文献の講読 (1)
第6回: 米中関係に関する文献の講読 (2) 続
第7回: ロシア・ウクライナ戦争に関する文献の講読 (1)
第8回: ロシア・ウクライナ戦争に関する文献の講読 (2) 続
第9回: イスラエル・ハマス戦争に関する文献の講読 (1)
第10回:イスラエル・ハマス戦争に関する文献の講読 (2) 続
第11回: 西半球の国際関係に関する文献の講読 (1)
第12回: 西半球の国際関係に関する文献の講読 (2) 続
第13回: 日米関係に関する文献の講読 (1)
第14回: 日米関係に関する文献の講読 (2) 続
〈備考〉
1つのテーマに関する文献を2回かけて読むことを予定している。
以上で示したテーマはあくまでも例であり、受講生の要望や、その時々の情勢に応じて、その他のテーマ (米韓関係、東南アジア諸国との関係、食糧安全保障、テロなど) に関する文献を読む可能性もある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 40 | 学期末レポート |
平常点 | 20 | 出席数など |
その他 | 40 | 指名された際の内容紹介・考察 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
なし。