シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習1 | 2024 | 春学期 | 月2 | 法学部 | 河本 和子 | カワモト カズコ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
戦争について、歴史、政治、経済、国際関係、文化などから幅広く考える。直接の対象は、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻とする。
科目目的
大学生として身に付ておく必要がある基礎的な能力を身に付ける。すなわち、テキストを文脈をおさえて解釈し、考えたことを適切に言語化し、他者の議論に耳を傾けて理解できるようになることを目的とする。
到達目標
1.起きている事象につき、自分の身に引きつけずに考えられるようにする。
2.同じ現象が、立場によって異なる形で見えることを理解する。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.戦争の原因を探る:長期的な歴史から
3.戦争の原因を探る:紛争地域の実情から
4.戦争の原因を探る:安全保障問題から
5.戦争の原因を探る:より広い国際関係から
6.戦争勃発の経緯を見る:NATOの活動縮小に関する交渉
7.戦闘の推移
8.戦争に対するロシア国内の態度:エリート
9.戦争に対するロシア国内の態度:世論
10.戦争をめぐる国際関係:対ロシア制裁とその影響
11.戦争をめぐる国際関係:対ウクライナ援助
12.戦争をめぐる国際関係:ロシアへの制裁に参加しない国々
13.戦争をめぐる国際関係:戦後の安全保障
14.総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 演習への参加度合いにかんがみて総合的に評価する。出席は当然の前提とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・テキスト
小泉悠『ウクライナ戦争』ちくま新書、2022年。
松里公孝『ウクライナ動乱』ちくま新書、2023年。
ほか、初回に指示・相談する。