シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A1 | 2024 | 春学期 | 水4 | 法学部 | 井口 暁 | イグチ サトシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
毎日のニュースにふれながら、現代社会における災害や事故、環境問題と政治の関係について関心を持つことを求めます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代社会は、地震や水害、公害・薬害、地球環境問題、原発事故、放射能汚染、感染症パンデミックなどのさまざまな「リスク」の脅威に直面しており、対策が求められています。こうした状況をふまえて、このゼミでは、リスクと政治・科学・地域社会の関係について研究を蓄積してきたリスク社会学、科学技術社会論の先行研究の文献を読み解き、それをもとに、ゼミ生各自が自らの問題意識を深め、卒業論文の執筆に向けてゼミ研究を進めていくことをめざします。
科目目的
本ゼミの目的は、「リスク社会」において表面化している社会問題、社会的対立、政治的課題について、ゼミ生各自の問題意識に沿って研究を進め、卒業論文の執筆を進めることができるように、先行研究の読解、各自の研究発表、グループワークとディスカッションを行うことです。
到達目標
リスク社会学/科学技術社会論/政治社会学の主要文献を体系的に理解し、各研究アプローチの背景、目的、長所と短所について他者にわかりやすく解説することができるようになる。自らの問題関心に沿ってテーマを選び、それに関する先行研究をリサーチし、卒業論文の計画を作成し、執筆を開始することができる。
授業計画と内容
第1回目 ガイダンス
第2回目 文献読解術/要約レジュメ作成術
第3回目 グループワーク
第4回目 グループA報告 リスク社会学文献読解
第5回目 グループB報告 リスク社会学文献読解
第6回目 グループC報告 リスク社会学文献読解
第7回目 グループワーク
第8回目 グループA報告 科学技術社会論文献読解
第9回目 グループB報告 科学技術社会論文献読解
第10回目 グループC報告 科学技術社会論文献読解
第11回目 各自の報告と討論 前編
第12回目 各自の報告と討論 中編
第13回目 各自の報告と討論 後編
第14回目 演習のまとめと総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
自らの卒業論文の執筆に必要な文献・資料を収集し、計画的に読みながら、論文執筆計画の作成・推進を図る。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ゼミ発表、ディスカッションでの発言、リアクション・ペーパーの提出等を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
使用するテキストは授業で配布します。
その他特記事項
本科目では、受講生の主体的・自律的な学びを実現するために、資料・映像資料を題材としたグループディスカッション、グループプレゼンテーション、ディベートを取り入れています。