シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A1 | 2024 | 春学期 | 水3 | 法学部 | 武智 秀之 | タケチ ヒデユキ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
「政策学1・2」「行政学1・2」を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
若者と子どもの自立支援
科目目的
文献を購読する力、議論をする力、テーマを設定する力、自分の関心から文章を作成する力を養成する。
到達目標
卒業までに2万字のゼミ論文を作成すること。
自分の専門的関心をもつこと。
他の人の関心に理解を深めること。
授業計画と内容
【春学期】若者と子どもの自立支援
(1)宮本みち子ほか監修(2023)『若者の権利と若者政策』明石書店
(2)宮本みち子編(2021)『アンダークラス化する若者たち――生活保障をどう立て直すか』 明石書店、の講読を行う予定です。
プレゼミでは、
(3)阿部彩(2011)『弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂』講談社現代新書
の講読を予定しています。
1 (1)の第1章、第2章の講読
2(1)の第3章、第4章の講読
3 (1)の第5章、第6章の講読
4 (1)の第7章、第8章の講読
5 (1)の第9章、第10章の講読
6 (1)の第11章、(2)の第1章の講読
7 (2)の第2章、第3章の講読
8 (2)の第4章、第5章の講読
9(2)の第6章、第7章の講読
10 (2)の第8章、第9章の講読
11 (2)の第10章、第11章の講読
12 ゼミ論構想発表(前半) 論文題、自分の問題関心、章立て構成、主要な参考文献
13 ゼミ論構想発表(後半) 論文題、自分の問題関心、章立て構成、主要な参考文献
14 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 出席 研究計画書の提出 発表とレジュメの提示 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaのスレッドやレポート機能を用いて、学生・教員間の意見交換やレポート添削などを行う予定である。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
行政機関や研究所での調査、行政機関での審議会委員の経験。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験そのものは守秘義務の範囲内となるが、そこから得たものを授業へフィードバックさせたい。
テキスト・参考文献等
テキスト
(1)阿部彩(2011)『弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂』講談社現代新書
(2)宮本みち子ほか監修(2023)『若者の権利と若者政策』明石書店
(3)宮本みち子編(2021)『アンダークラス化する若者たち――生活保障をどう立て直すか』 明石書店
* 講読する文献は変更する可能性があります。
その他特記事項
論文集:
法学部図書室に『武智ゼミ論文集』があります。学生の研究成果の一端を知ることができ、専門演習の志向性も理解することができます。関心のある人は読んでみてください。
学生の研究テーマは、スポーツによるまちづくり、広域連携による地域観光、鉄道整備とまちづくり、こどもの貧困と教育支援、教育格差とフィンランドの教育政策、地方への移住と行政の対応、男女共同参画と教育、コンパクトシティとまちづくり、ひとり親家庭への支援策、文化政策の指定管理者制度、執政府の国際比較、中央省庁再編などです。学生の関心を尊重し、論文指導を行います。
なお、武智ゼミの学生が過去に法学部優秀論文賞を受賞したテーマは以下の通りです。
◎法学部優秀論文賞受賞の論文題
2001年度「アメニティ保全とエコツーリズム~持続可能なアメニティ保全システムをめざして~」
2002年度「都市における公共交通の役割~新しい路面電車による都市の構築~」
2003年度「放置自転車、いざ解決へ~ひとり一人の思いやり~」
2004年度「環境税の理論と導入条件」
2005年度「歴史的町並み保存の挑戦―伝統的建造物群保存地区・川越一番街を手がかりに―」
2006年度「科学技術リスクに対する社会的合意形成~リスク社会におけるガバナンス~」
2008年度「図書館のジレンマ―誰が図書館を運営すべきか―」
2009年度「日本における労働時間規制制度の在り方」
2012年度「犯罪被害者支援の理念と実際―政策の次なるステージへ―」
2014年度「災害対策面でのCSRの公共領域への進出―寄付からBCP、協働まで―」
2015年度「都市農地の現状と課題-多面的機能の活用に向けて」
2018年度「『空き』を生かす縮小都市の可能性-旧東ドイツにおける都市再生を例に」
2020年度「マンション再生―長寿命を実現する管理―」
2021年度「公共施設が生まれ変わる―学校施設と図書館の有効性と可能性―」
◎多様な進路先:
近年の学生の就職先・合格先・進路先は、厚生労働省、会計検査院、農林水産省、内閣府、人事院、警察庁、最高裁判所、世田谷区役所、杉並区役所、江戸川区役所、山梨県庁、神奈川県庁、東京都庁、柏市役所、厚木市役所、藤沢市役所、三鷹市役所、アクセンチュア、日本総研、アビームコンサルティング、東急モールズディベロップメント、ルミネ、三菱UFJ 信託銀行、NTT 東日本、全国地方銀行協会、全国銀行協会、法政大学職員、東京大学法科大学院、一橋大学法科大学院、一橋大学大学院経済学研究科、東京大学大学院教育学研究科、中央大学大学院法学研究科、各弁護士事務所などでした。学生の多様な進路希望先に応じて学修指導をします。