シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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言語学 | 2025 | 春学期複数 | 月1,木3 | 商学部 | 鈴木 ひろみ | スズキ ヒロミ | 1~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-LG1-55XL
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「虹は七色とは限らない」、「声の上げ下げで意味が変わる中国語」、「日本語は覚えるのが難しい言語なの?」など、言語に関する話を紹介しながら、言語学を研究するにあたっての基本的な知識(形態論、意味論、統語論など)を学んでいきます。その上で、言語と文化、社会、思考との関わりについて触れ、第二言語学習に応用できるように具体例を提示しながら授業を進めていきます。一方的な講義ではなく、受講者たちの積極的な参加を期待します。
科目目的
言語学は商学部リベラルアーツ科目に位置付けられており,人文・社会・自然科学に関する教養を学ぶためには不可欠な学問である。言語学の基礎を学ぶことで,言語,特に日本語を客観的に眺める視点を身に付け,様々な言語事象について考える視点を学ぶ。
到達目標
①言語学の研究の流れおよび主要な研究分野に関する基礎知識の習得
②言語研究についての基本的な知識を知ることにより、日本語および既習外国語に関して言語学的視点からの理解を深め、言語について相対的かつ多面的に考察できる能力を身につける
授業計画と内容
1.オリエンテーション(受講上の注意,評価方法について,など)
2.言語の起源(1)
3.言語の起源(2)
4.言語の起源(3)
5.言語学の流れ(1)
6.言語学の流れ(2)
7.言語学の流れ(3)
8.言語学の各分野(形態論)
9.言語学の各分野(意味論)
10.言語学の各分野(統語論)
11.言語学の各分野(語用論)
12.言語学の各分野(類型論1)
13.言語学の各分野(類型論2)
14.言語学の各分野についてのまとめ
15.日本語の起源
16.日本語の「ハ」と「ガ」
17.日本語の音声(日本語におけるオノマトペ)
18.ことばと音声(音象徴について)
19.ことばと音声(世界の言語におけるオノマトペ)
20.日本語の語彙
21.世界の文字とことば①(漢字について)
22.世界の文字とことば②(漢字以外の文字について)
23.第二言語習得(研究の歴史)
24.第二言語習得(認知的アプローチ)
25.言語と社会(方言について)
26.言語と社会(スラングなどについて)
27.言語と社会(オトコとオンナのことばについて)
28.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 言語学についての基礎知識の理解度を評価する。 |
レポート | 40 | 言語について相対的かつ多面的に考察できる能力を身につけたかどうかを評価する。 |
平常点 | 20 | 課題(クイズ,論述,アンケート)の達成状況を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・講義資料を使用します(講義資料は配布しませんので、授業開始時までに各自Manabaからダウンロードし、印刷したものを持参してください)
・参考文献については授業内で紹介する
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし